紙ブログも振れ幅が大きいです - さよなら絶望先生(10)



さよなら絶望先生(10)/久米田康治(Amazon)


絶望先生ももう十集ですね。
本編は勿論のこと、単行本書き下ろしネタがやはり面白い。



今巻収録の一番の楽しみは、本筋以外で展開する百話です。


小森さんファンとしてはもう堪らん話です。
小森さんの水着があざとすぎて、あざとすぎて、本筋の方がどうでもいい話ですよ。
確かマガジン掲載分にはなかったので加筆だと思うのですが、1ページぶち抜きで、次ページではグラビアアイドルばりのあざといポーズですよ!
交のメガネを没収して自分でかける小森さんに萌え死にます。
これは交でなくとも見とれて当然です。むしろ惚れ直します。


アニメでは智恵先生と百合要員になっている小森さんですが、百合好きなのでそちらも好きです。
が、やはり本編の小森さんは良いものですね。
アニメネタが書き下ろしネタにも結構あるのですが、百合ネタは無く、百合ネタに触れる時がくるのか気になります。



※以下、書き下ろしのネタバレ含みます。



書き下ろしネタのひとつと言えば、各話の最後に追加される1ページ。
中でもソフトランディングネタには大いに笑いました。
自虐ネタにも程があるだろう!南国とか、育ってダーリンとか、ポカポカとか彷彿とさせすぎます。



あとは書き下ろしと言えば紙ブログ
なんか、紙ブログがやたらとハイテンションな感じですよ!
アニメ化で浮かれてらっしゃるようです。
ネタのキレが良すぎます。


涼風の子供の名前ばかりを考えているらしい久米田先生。
「涼風は結構イタい名前を付けちゃうかもしれないのです」と例に上がった名前が、赤松先生の奥さんの名前とか、マガジンで連載している某女性グループのペンネームを無理矢理漢字にしたり、「”疾風”とかは無礼な子になるからやめとけ」とか火田先生に牽制したり。
腹が痛いです。



振れ幅が大きくなって、”大振れ”な久米田先生。
やはり最後はいつも通りな紙ブログになってしまいました。
人として軸が折れている久米田先生、応援しています。



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さよなら絶望先生(10) (講談社コミックス)

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