「ダウンロード違法化」や「著作権違反の非親告罪化」に対してメールを送ろう
※私自身はしっかり調べていないので、間違っている点があるかもしれません。上記リンク先を参照して頂けるとありがたいです。
「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」ってご存知ですか?
私は団体の正式名称は認識していなかったのですが、「ダウンロード違法化」とか「iPod課金」とか「著作権違反の非親告化」とかのアレです。
違法なコンテンツを無くそうと法制化を進めている団体なワケですが、例によってとんでもないことを決めようとしている模様です。
端的に言えば、「ダウンロードするだけで逮捕」や「著作権者以外の第三者による親告で、逮捕」に繋がる可能性がある法案です。
で、この法案に関してのパブリックコメント、つまり一市民の意見がひっそりと募集されているわけです。ひっそりと。
締め切りは11月15日。
事の経緯と、パブリックコメントの出し方をだんげさんがまとめを
作ってくれていますので、私もよく読んでから出します。
このエントリのトップのリンク先がソレです。
また、ニコニコ動画のアカウントがある方はこちらの動画もわかりやすいので見ていただければ。
現在、ネットユーザー団体のMIAUでパブリックコメントの雛形を作っているらしいので、私はそれを参考にする予定です。
本気でとんでもないことなので、パブリックコメントのご協力お願いします。
■法案が通ると、どんなことが想定されるか?
・ダウンロードが違法化(キャッシュも違法になるかもしれない)
音楽・動画はもちろん、イラストなどのダウンロードも違法となり、PCに保存したら逮捕になる可能性があります。
キャッシュが違法になった場合、クリックしただけで逮捕される可能性も。
また、著作権違反の非親告化も検討されているらしいので、二次創作のCGも違法になる可能性があります。
インターネットの衰退に繋がると思われます。
・著作権違反の非親告化
現在、著作権違反は親告罪です。
著作権者本人が、「違法だよ」と親告してはじめて罪になります。
親告罪なので、二次創作やパロディ・オマージュができるワケですね。
ところが、これが”非親告罪”になったらどうなるか。
非親告罪化すると、「著作権者以外の第三者の親告」で違法の判断、逮捕できるようになります。
著作権者が認めていても。
つまり、著作権管理団体やお上の胸先三寸で逮捕することが可能になります。
極端な例だと、「あいつは気に入らないから告発してやれ」が可能に。
なんじゃコレ。
どういう影響が想定されるかというと、
・漫画、小説などのパロディで告発される
・曲のメロディ・フレーズが似ていることから告発
といったことから、コンテンツの衰退。
また、嫌がらせとしての告発もできると思われるので、フェミニズム団体や人権団体あたりからの告発が多くなるんじゃないかと思います。
告発を恐れて、表現の自由の規制が起こるような気がしてなりません。
私達ができること
とりあえず今できることは、「パブリックコメントを出すこと」です。
11月15日までなので、よろしくお願いします。