フェイスブックCEO議会証言の記事から感じた一抹の不安

大規模な個人情報流出問題で揺れるフェイスブックマーク・ザッカーバーグCEOの米議会証言の記事を読みました。

コラム:フェイスブックCEO、公聴会で犯した「痛恨のミス」
https://jp.reuters.com/article/column-facebook-idJPKBN1HJ0BC


ザッカーバーグが勝った」と報じた米メディア ——ハイテク業界に無知な議会にフェイスブック株は上昇
https://www.businessinsider.jp/post-165584


上記のニュース記事を読んで思ったのが、「米国議員のITリテラシーが足りていないのでは…?」ということです。

個人情報が英ケンブリッジアナリティカに不正に利用されていたことから、ハイテク企業への規制懸念でハイテクセクターは下げていました。
議会証言を受けてフェイスブックの株価は上昇したのですが、これらの記事から規制する側の議員の知識や理解が足りていないということがかなりのリスクなのでは、と一抹の不安を感じた次第です。

日本に住んで米国株に投資している自分は外国人として投資しているので、米国の議会の感覚や米国の常識や文化などがわかってないですし、今年に入ってから本格的に米国株投資にシフトしたのでこれらの記事に結構な衝撃を受けました。

フェイスブック時価総額も大きいですし、今の米国株式市場を牽引しているのはハイテクセクターなのでインデックス投資への影響も大きいので、この問題は今後も気にしていきたいところです。

自分はフェイスブックを使ってはいないのですけどね。
ひとまずはEUでの規制の動きに注目でしょうか。


またこの記事を読んで思った別のこととして、
「自分ははたして投資している企業の収益構造をちゃんと理解しているだろうか?」ということがあります。


長期投資の銘柄として指標や財務データなどを見ながら納得して投資してはいるのですが、消費者向けにどんな商品を販売しているかは知っていても、BtBではどこの企業にどんな製品を販売しているか把握していない自分に気付きました。
そもそも自分が投資している企業の中には軍需企業のロッキード・マーチン(LMT)があるわけですし…


長期配当再投資ということで今後も買い増しして永久保有の可能性が高いとなると、少しずつでも自分がコア銘柄にしたいと思う企業については掘り下げて知っていきたいと感じる記事でもありました。