6月9日のポートフォリオと結果的に集中投資に
米国株式市場は6月8日、
【NYダウ】25,316.53
【S&P500】2,779.03
【NASDAQ】7,645.51
で今週の取引を終えました。
為替や10年債利回りは以下の通りです。
今週の米国株式市場は、堅調な雇用統計の結果を受けてハイテク大手を始めとして新高値を更新しNASDAQが最高値更新、貿易摩擦懸念や来週にはFOMCなど大きなイベントを控えていることから利益確定で下げる場面もありました。
EUがGoogleへの制裁金を課す報道や、フェイスブックが中国企業ともデータ共有をしていた報道といった悪材料もありましたし、TwitterがS&P500構成銘柄に採用されたりもしました。
焦点:米株式市場に「波乱の秋」か、FBなどセクター変更で(ロイター)
https://reut.rs/2Lt1fnq
9月28日にGoogle、フェイスブック、ネットフリックス、ディズニー、コムキャストなどが通信セクターに変更されることでETFの構成変更に伴う機関投資家の売買でボラティリティが高まるという話も出てきました。
来週のリスクイベントのことを考えすぎてしまいました
木曜日の利益確定が出てNASDAQが下げた日、自分の保有銘柄ではAmazonが-0.4%弱、エヌビディアが-0.7%弱、ネットフリックスが-1.61%の下げでした。
ここ数週の動きを見ていて、Amazonの下げは僅かでディフェンシブ銘柄感がすごい一方、ネットフリックスは上下ともに大きく動く印象です。
この日、Googleとフェイスブックに上記の悪材料が出て、Googleは-1.2%弱、フェイスブックは-1.64%と下げていました。
悪材料が出た2銘柄とネットフリックスの下げを比較して、年初から90%上げているだけに下げる時は結構下げ幅がキツイ、自分の含み益が+4%程度しかないことから「来週のリスクイベントで下げることになった場合、大丈夫か…?」と悶々と考え始めてしまいました。
12・13日にFOMC、12日に米朝首脳会談。
全くリスクイベントとして予定を把握してなかったのですが、貿易摩擦で不透明さがあるイベントとしてG7でどういう話が出るのか。
米国株のみの投資になってからあまり重要視していなかったのですが、週末にECBと日銀の政策金利発表。
FOMCでは9月・12月の利上げ見通しが気になるところですし、ECBも出口に向かうという話も出てきているので、新興国からさらに資金が引き上げられるのでは…?
先週、大型ハイテク株と小型株が上昇して他はほとんど下落する場面があり、高配当株など他の株から好調なハイテク株に資金を流入する、金利上昇下における米国債のような流れを感じ、この流れが続くとどうなるのか…?
こういったことを考えすぎてしまったのが金曜日です。
結果、弊ポートフォリオはこうなりました。
ディフェンシブさも感じるAmazonに集中投資の形に。
景気の最終局面でどこかで下落に転じる、その前にキャッシュポジションにしておきたい…という地合で、来週のリスクイベントやら何やら考えすぎてキャパオーバーしてしまいました。
エヌビディアは+3%程度、ネットフリックスは+2%程度での利確です。
JPY+USDのキャッシュポジションは75%になりました。
手持ちのインデックスは積立NISAとiDeCo以外は売却済みなので、実質Amazonのみへの投資になりました。
ついでに言うと、木曜日にAmazonを買い増ししています。
ぼんやり年内は暴落しないんじゃないだろうか、次の決算発表までは上昇基調だと考えているので、そこまでAmazonに任せることにします。