6月23日のポートフォリオとリスクオフ

米国株式市場は6月22日、

【NYダウ】24,580.89
【S&P500】2,754.88
NASDAQ】7,692.82

で今週の取引を終えました。


為替や10年債利回りは以下の通りです。

ドル円】109.97
【10年債利回り】2.90
WTI原油先物】69.25
【VIX恐怖指数】13.77


今週はダウが続落する一方でNASDAQが最高値更新した翌日に、貿易摩擦を理由にダイムラーが利益見通しを下方修正したことで自動車株が世界的に下落、また米国でネット小売に収税を課税する判決が下されたことでAmazonなどが下落しました。

貿易摩擦の懸念による下落はここまでは、大体が翌日には織り込まれているのか反発する印象があるのですが、鉄鋼・アルミなど既に課されている関税もあるのでこのままだと実体経済への影響も出てくる気がします。
トランプ大統領中間選挙に向けたアピールや、交渉材料としての関税の話ではあるとは思うのですが長引いてくると厄介ですね。

ダウやS&P500が下落する一方で、貿易摩擦金利の影響を受けにくいハイテク株比率が高いNASDAQが上昇している構図になっています。
昨夜は小型のSaaS株の下落がキツかったようで、資金が集中している分だけ何かあった時に逃げ足も早いと思われるので注意が必要かもしれません。


家庭が忙しくなってきた時に地合が良くないならリスクオフも手では

父親が要介護で、それで母親も鬱状態なので家庭の負担が結構ある状態です。
それでも資産を増やしたい気持ちは当然あるので運用に力を入れたいのですが、家庭の方が忙しくなると気力体力ともに疲弊します。
時間も足りませんしストレスも溜まってきます。


そして資産運用は大なり小なりストレスとは切り離せないと思っています。


先週の土日は両日予定が入っていて忙しく、月曜は余裕がないと感じていた中で色々考えて「遠くない内にリセッションで暴落すると予想されている地合の良くない相場で、家庭の方で精神的に余裕がない時に無理しなくても良いのでは?」と思い、米国株を全て手放しました。


株を持ってない状態でNASDAQが続伸しているのを見ると買いたくなってしまいますが、ここは無理せずにリセッションで下げて落ち着いてから米国株を再度買おうと思います。
それまでは世界情勢や相場の動きなどの情報を仕入れつつ勉強ですね。
景気の終盤での相場の感じを知っておくのは今後の役に立ちますので。

現在のポートフォリオ

現在の米国株のポジションです。

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BNDだけです。
米国7-10年債が来週にも逆イールドになるとの見方が出てきたので購入しました。

ドルの手持ちがまだあるのでタイミングを見て買い増しするか、円安が進むなら一旦円転を考えています。


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構成比率1%以下のETFは、東証上場のiシェアーズETFです。
先日、楽天証券で手数料無料で売買できるようになったので少し買っています。

米国株は買いのチャンスを待つと決めたものの、全く株やETFを買わないとなると情報をチェックしなくなりそうなので少額でも売買したいのと、源泉なし口座を使っているので税金面で若干損出しした方がメリットがある状態になっています。
楽天証券にドルを残して米国株で損出しも含めて株を買った方が良かったのかもしれません…)