拝み屋横丁顛末記(6)]

拝み屋横丁顛末記(6)/宮本福助

久々に当日の新刊です。


拝み屋が多く住む「拝み屋横丁」に集まるは奇人・変人ばかり。そんな横丁住人が繰り広げるドタバタコメディ


拝み屋横丁の住人と幽霊が繰り広げるドタバタコメディ+人情モノ。
人間の主要人物の半分以上が中年・老人という、とんでもなく平均年齢の高いマンガです。
特にトラブルメーカーでありギャグ担当のご隠居拝み屋3人組、通称・三爺は良い味出しすぎです。
既刊では彼らメインの人情モノの話も多く収録されてますので気になった方は是非。
萌えとは全く縁のない作風、基本一話完結で読みやすく面白いので色んな方にオススメです。


今巻はほぼオールキャラメインといった感じで、ドタバタしているウチに一冊終わってしまった感があります。
が、この6巻の見所は三十二話に尽きるので別にいいや。


三十二話は、このマンガでは少ない高校生・正太郎(主人公?)と里加子のちょっとイイ話。
里加子(霊媒体質)→正太郎(鈍感、霊感ナシ)な恋愛(?)模様なのですが少し進展。
おまけマンガや表紙裏まで使ってのネタです。ちょっとした作品内祭ですね。
微笑ましい。


一番好きなキャラは、目つきの悪いカラス(雑霊入り)の絹代ちゃんです。
良い味出すぎ。