断罪者(1)


断罪者(1)/いとうえい


表紙買いしてそのまま積んであった本ですが、ようやく読んだので感想を。


基本的な話の展開や設定は「教会関係者と『人外』の力をもつ二人組が『魔』を滅ぼしてゆく」といったよくあるもので、目新しさは特にありませんが丁寧に作られているため個人的には良いですね。
表紙と掲載紙が「コミックガム」ということもあって「萌え重視の漫画だろう」と思ったそこのアナタ!甘いです。
今の週刊少年誌ではできないであろう描写が面白さを引き立てています。要約するとグロい(少しではあるが)。
主人公が「死ねない」設定なのもあるでしょうが、斬られれば当然腕は切断されますし下半身は吹っ飛ぶ。食われもすればハラワタも出ます。
その辺りを描写している分ありきたりな設定であっても、面白い。
グロがダメな方にはオススメできません。(私は実写グロは全くダメですが、漫画ならある程度耐性ができました。


私にとってこの漫画の価値は何よりも主人公・アンジェラに尽きます。
銀髪+ゴスロリ+小柄な少女にアンバランスな武器・大鎌。
何この私のツボを突きまくりな組合わせ!殺す気か!

そりゃあ表紙買いもしますよ。
今日、二巻を買ってきました。数ヶ月前に新刊台で見た気もしますが、素でスルーしていました。
シスターが表紙なんて地味ですよね?



断罪者―Tetragrammaton labyrinth (1) (Gum comics)

断罪者―Tetragrammaton labyrinth (1) (Gum comics)