怪物王女(2) ★★★☆☆+



怪物王女(2)/光永康則(amazon)


1巻は表紙買いしたものの内容は普通の漫画だったので、2巻はスルーしようと考えていたのですが、2巻もやはり表紙買いしてしまいました。
ゴスロリ好きの私には「黒いドレスの姫+血塗れの凶器」なんて組み合わせの表紙じゃあ、買うしかないじゃないですか!
にしても、姫はエグイ武器好きですね。
2巻はモーニングスター(懐かしい単語だ!)、1巻はチェーンソーでした。


姫の血により半不死の”血の戦士”となった少年・ヒロが、怪物の王族の争いに巻き込まれていく話…という説明でよいのかな?
設定上の主人公はヒロのような気がするのですが、主人公はどう見ても姫です。本当に(ry


アクションシーンの地味さは相変わらずですが、1巻に比べるとじわりじわりと面白くなってきています。
準レギュラークラスのキャラも増えていますし、大ゴマが多く読みやすい。
血は大量に出ますが、グロさはないのでその辺は安心です。


この漫画の魅力は姫のカッコ良さと、地味なエロさでしょうか。



絶対エグイ武器を選んで使ってるよ、この人!
ページの半分以上を使うキメのシーンが多く、否が応にも姫の魅力に引き込まれていくというものです。
パラパラと捲って見た感じ、見開きの半分以上が姫でした。高貴な方は扱いが違うものなのですね。



地味にエロいです(笑)
露出度が高いとかではなく、服の影の付け方とか。
胸の描き方が艶っぽくどうしても目がいってしまう。


あとは血を飲ませるシーン。
血の戦士は数日置きに王族の血を飲まなければならない、という設定がある上に吸血鬼が増えたため、血を飲ませる&飲むシーンが多い。



足から飲ませるとは、なんてマニアックな!
実は、読んでいてこのコマで少し笑ったのはナイショだ。


肝心のストーリーとアクションが地味なのが残念。
今後に期待です。



怪物王女(2) (シリウスKC)

怪物王女(2) (シリウスKC)