絶対可憐チルドレン(5) ★★★★☆
「絶チル5巻」は個人的にこのコマに尽きる。
「絶チル」の面白さといえば、「スピードの速い絶妙なテンポの展開」と「バトルメインの話とメインでない話のメリハリ」だと思っています。
最近の多くのバトル漫画のような展開の遅さはこの作品にはなく、逆にいろいろすっ飛ばしてしまっているくらいですが、それが読んでいく上でとてもテンポ良く読んでいける。
少し前に各所で言われていた記憶がありますが、まさにその通り。
それに加え、
バトル→修行→バトル
といった展開ではなく、
バトル→日常→バトル
という展開をしっかりやってくれるので単行本単位で読んだ時には、メリハリがあって読みやすく面白い。
しかも、上の画像のように全力でバカな内容をやってくれるのが好印象ですし、しっかり面白い。
この作品が「ギャグを多く含むバトル漫画」といった感じだからこそできる芸当であるとは思いますが、飽きさせない作りという点でとても魅力に溢れる作品であると感じてやまない。
やはり個人的にバトル漫画に大切なことは、「テンポの良さ」と「メリハリ」かな、と再認識したのでした。
- 作者: 椎名高志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/06/16
- メディア: コミック
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