ことのはの巫女とことだまの魔女と



ことのはの巫女とことだまの魔女と/藤枝雅(Amazon)
(限定版)(Amazon)


裏表紙の折り返しを見て、今の所「百合姫ミックス」全部買っていることに気付きました。



私は数年前、藤枝先生の漫画に大ハマリしていた時期がありまして、ある程度熱も沈静化した今でもやはり好きな作家さんの一人です。
なので評価が甘めな部分があります。ご了承ください。


大ハマリしていた時期にも感じていたことですが、この作家さんの作品にはある種「イタさを含む設定・展開」による独特な雰囲気があると思うのです。
それが受け入れられるかどうかが、勝負の分かれ目でしょう。
いや、本当に好きな作家さんなのですよ?



百合好きな藤枝先生が「百合姫」で連載していた作品。
要約すると、魔女が巫女と出会い、社の結界の外へ連れ出すお話。
連載が載っていた「百合姫」の時期は雑誌を購入していない時期だったので、この作品は初めて読みました。
※追記:
最終回が収録されている号は購入していたのですが、単行本待ってからまとめて読もうと思って飛ばしていました。


同人誌やらで他の百合作品を読んだことがある方ならば容易に想像できるであろう、藤枝テイスト全開な甘々な百合漫画。
ストーリー的には特筆するべきものではありませんが、登場人物は最小限、展開もシンプル、と読みやすくその分こっ恥ずかしさを堪能できるものとなっています。




世間知らずな巫女・紬とはぐれないように、と魔女・レティがかけた魔法が「魔法の赤い糸」。
ドイツ人のレティには当然、「赤い糸」の知識などありません。
この後「赤い糸」の説明をされるのですが、その辺の展開に床を転がりたくなったり。




最後の方の展開はご都合主義な感じなものの、いちゃいちゃしすぎで良い。
まぁアレですよ、そういう場面を楽しむのが正解。



どうでもいい話ですが読んでいて、本当に眼鏡っ娘属性が付いてきたことを自覚。



■関連
あとりえ雅情報室藤枝雅先生公式ページ)
藤枝雅氏 「ティンクルセイバーNOVA 2巻」 「ことのはの巫女とことだまの魔女と」


ことのはの巫女とことだまの魔女と (IDコミックス 百合姫コミックス)

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