あいこら(4) ★★★★☆



あいこら(4)/井上和郎(amazon)


この「あいこら」は新刊が出るたびに変態度がはるかに増す…
その新刊も4冊目…
その意味がわかるな?


天下の「週刊少年サンデー」に載っているのがちと不思議なくらいアレなので、万人にオススメはできませんが、この作品は文句なく面白い。
メインキャラが立ち始めてからは、上手い具合に準レギュラーや一発キャラを織り交ぜて話を動かしている感じで、新刊が出る度に面白いと思わされます。


弓雁の告白という大きなストーリーの進展もありますが、新たな変態が登場し本誌で伝説を作った38話が記憶に新しいですね。
私はサンデーを購入していないのですが、あの号は買っとくべきだった。
今は後悔しています。




新たな変態・科学部部長の辰巳。
その発明品は「服が透ける眼鏡」。
というかそもそも「乳と乳首のバランスが重要」とか少年誌に載せて良い内容とは思えません。
井上先生を縛るものは何もないのでしょうか。



その効果は絶大。
ジャンプと違って、乳首もちゃんと描かれていました。
サンデーは寛容ですね。


この回が掲載されたサンデーには昔懐かしい「3Dメガネ」が付いていました。
立体的に見えるアレですね。
そしてこの回のフェチは「乳首」。
つまり「立体的に胸を見よう」という頭がどうかしている回だったのです。


単行本では当然ながら、3Dメガネも付いていなければ特殊な印刷もされていません。
あんなネタが収録された号を何で買わなかったか、悔やまれます。



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「あいこら」は浪漫です



あいこら 4 (少年サンデーコミックス)

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