でっかい癒されます - ARIA(9)



ARIA(9)/天野こずえ(amazon)


「AQUA」の1巻のレビューをした日から少しずつ読み進めて、ようやく9巻まで読み終えました。
でっかい素晴らしいです。


メンタル面の疲れが洗い流されるかのようで、前向きになれる気がします。
灯里をはじめ登場人物の考え方に触発されることが多く、アクアの風景や街並みの絵も相まって、影響を受けやすい私はモロにその影響を受けて癒されました。
あたりまえのことなのにズシリと胸に響く言葉達は、それぞれのエピソードの構成の上手さとこの作品の雰囲気にのめり込んでいるからでしょうか。



  
44話の晃には痺れました。
傍若無人な部分もかなりあるだけに、こういう場面では重みがありますね。



自分ルール、結構あります(笑)
影だけ踏んで帰るっていうのは子供の頃やりました。懐かしいなぁ。




9巻の最大の見所は45話と言っても過言ではないでしょう。
藍華とアルの関係はこの作品ほぼ唯一の恋愛要素であり、このエピソードでグッと進展しました。
雰囲気が優しく柔らかく、もう頬が緩みっぱなしで読んでいました。
後半のセリフが絶妙すぎ、ラストの照れながら言った「恥ずかしいセリフ禁止」はとてつもない破壊力でした。


藍華、良かったね。
アル君、ハリポタみたいな衣装だなとか思ってすまなかった(笑)



■過去のレビュー
ヒーリング効果あります。 - AQUA(1)


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