ソラニン ★★★★★★
ソラニン(1)/浅野いにお(amazon)
ソラニン(2)(amazon)
久しぶりに読み返しましたが、名作ですね。
社会人の漫画好きは必読と言っても良い。
これから読む場合、ネタバレになると勿体無いので2巻の内容には触れられません。
一話で芽衣子が仕事を辞めるのですが、この漫画は現在の生活・日常に対する不安を感じさせるとともに、前に一歩踏み出そうという気持ちにさせる部分を併せ持っています。
読んでいてセリフが悉くグサグサと刺さって痛い。
私は読んでいた時がまた精神的に不安定だったのでモロに、このままでいいのか、と現状に不安を感じ軽く鬱になりました。
が、青臭さを感じる学生時代の懐かしさや、少しずつ前向きになっていける展開や描写に、もう少し頑張ってみようと思わされてなりません。
作中の種田の言葉ではないですが「年とったね俺も。」といった具合に、青春漫画に心を動かされることが多い。
2巻と短いながらも、名場面・名台詞が多すぎて多すぎて、いつものように画像プラスでのレビューなんてできません。
まさに全編が見所と言えます。
一場面だけ選ぶとすればこの場面ですか。
転機ともなる場面ですし、この絵には色々な感情が詰まっている。
#26のライブには本気で鳥肌が立ったのを覚えています。
- 作者: 浅野いにお
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