しおんの王(4) ★★★☆☆+
しおんの王(4)/安藤慈朗 原作:かとりまさる(amazon)
アフタヌーンで連載中の将棋漫画。
「月下の棋士」の初めの方を読んだことがあるくらいで、まともに将棋漫画を読んだことはないのですが女流棋士が主人公というのは珍しいかと。
主人公・安岡紫音。
幼い頃に両親を殺され、その惨劇の場で一人生存・保護されるがショックで言葉を失った過去を持つ。
安岡八段に引き取られ、女流棋士へ。
4巻の時点で14歳。
辛い過去がありながらも、明るく強い良い娘です。
こうやってみるとアレだ、「ONE」の澪を思い出す。(関係ない
将棋があまりわからない人(私もですが)でも、紫音の両親の事件というサスペンスもストーリーの重要な要素なので十分楽しめます。
それに加え、紫音を含む三人娘をメインとして話が進んでいくので、一局一局が程よい長さでテンポ良く読めるのも好感が持てます。
とはいえ、淡々と進んでいる印象は拭えないのですが。
三人娘(?)の一人、斉藤歩。
実は男。
こんな表情していても、男です。理由あっての女装です。
女装です、女装。うがー!
三人の女流棋士のひとり、二階堂沙織。
裕福な家庭で育っており、そういうキャラ。巨乳。
他の二人が重い設定を持っているのですが、沙織は割と普通。
だが、それがいい。
対局中はカッコイイのですが、こういうギャップは良い。
基本的にシリアスな漫画ですしね…
アレな言動で怪しいキャラがいるのですが、なんというか火サスっぽいキャラだと思うのですよ。
彼が犯人だったりしたら笑うしかない。
- 作者: 安藤慈朗,かとりまさる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/07/21
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (70件) を見る