かんなぎ(1) ★★★☆☆+

かんなぎ(1)/武梨えり(amazon)

TYPE-MOONアンソロ集「TAKE MOON」(Amazon)や、ペルソナアンソロ集「プリプリプラネット」(Amazon)は出ていましたが、オリジナル作品の単行本はこれが初。
「TAKE MOON2」(Amazon)と同時発売というのもニクイです。

切り倒された神木から彫った木像に自称神のナギが顕現して、主人公の生活は一変するというドタバタ伝奇漫画。

神木が切り倒されたことにより、街に蟲の形をしたケガレを魔法少女のステッキで祓うというセンスが堪りません。

3話目まではまだ導入だからか、はたまたキャラが少なくてドタバタしていないからか、個人的にはやや物足りなかったものの、舞台が学校に移ってからは面白くなってきています。
正直、ナギよりも幼馴染のつぐみや、ざんげちゃんのが好きだったり。
武梨先生のアンソロを読む限り、部活のキャラを含めて各キャラが自由に動きだしてからが、エンジンがかかってきたと言えるかと。

榊さんだ、男版榊さんがいる。
猫雑誌で大興奮。
読めば読むほど榊さんが思い出されるキャラだなぁ。

主人公・仁が巨乳派と聞いてガッツポーズ。
ここでつぐみ株が急上昇ですよ。
断じて巨乳だとは思えませんが。
だが、それがいい。

ご飯にフレンチドレッシング。
他の食事シーンはカップ麺だったりと、神様はジャンクフードがお好きなのでしょうか。
というか、そもそも食卓にご飯とコーヒー（らしきもの）、ドレッシングとソースしかないのが気になる。
御厨家の献立事情が気になって仕方がない。

■関連
○「かんなぎ」単行本1巻発売、ざんげちゃんいよいよメジャーへ？
完全にメインヒロインはざんげちゃん。
どSざんげちゃんの号のREXは読み逃したので、2巻が待ち遠しいです。

かんなぎ 1 (REX COMICS)