スクールメガネ (ぱにぽに(9) 初回限定特装版 特典)



ぱにぽに(9) 初回限定版/氷川へきる(Amazon)


ぱにぽにの限定版に付いてくる小冊子は、毎回無駄に手が込んでいて楽しみ。
9巻の特典は「スクールメガネ」。
私はここ半年のウチですがメガネ属性が開眼してしまったので、楽しみは更に倍でしたよ。



ぱにぽに」の魅力のひとつとして、「こんな学生生活を送ってみたかった」と思わせるものがあると思います。
主人公の属するクラスだけにスポットを当てるのでなく、他のクラスや部活も(クラスによっては必要以上に)個性があり、主人公のベッキーが登場しない回もざら。
それは主人公視点でなく学園の一場面を垣間見ている感覚を与え、自分の意識が学園に在籍しているかのような錯覚を起こさせる余地があると思うのです。
時折コミックスに載せられる「学校新聞の記事」はその錯覚を誘発するのに一役買っているかと。


この「スクールメガネ」は文芸部の発行した学内誌という位置づけで、”それっぽく”作られているのがまた「桃月学園への憧れ」や「高校生活へのノスタルジー」と感じさせる。
編集後記あたりに、「バカをやっていた高校時代は良かった」と思わされるのは私だけでしょうか。



では、内容にいきましょう。


カラーイラストと記事で構成されているのですが、いつもながらとにかく記事内容がバカだ!(誉め言葉)



巻頭記事の「メガネ女子座談会」。
「委員長はメガネじゃないとダメ」、「委員長の8割はキャラ、2割はギャグ」と良い感じにグダグダ。
巻頭カラーがコレというのがもう堪りません。


全校アンケート記事の「メガネをかけた人は好きですか?」の回答に、嫌いが一人もおらず0%。
素晴らしく駄目な学校ですね。



イラストは結構豪華な作家陣。



南条さん+メガネ!
実は南条さんが一番好きだったりするのですよ。
これは良いものを見せてもらった。



ぱにぽに」といえばベッキー
毎回変わる服装も楽しみのひとつと言わざるを得ない。
ダテでも一向に構わん!



ぱにぽに 9巻 初回限定版 (SEコミックスプレミアム)

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ぱにぽに 9 (Gファンタジーコミックス)

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