魚介×人情×パンチラ - めっちゃキャン(1)




めっちゃキャン(1)/国広あづさ 原作:九十九森
(Amazon)


表紙買いした魚介グルメ漫画で、グルメ+人情と王道な作りの料理漫画です。
そこそこに面白いが、もっと突き抜けた方が面白くなると思わずにはいられない。




主人公の天海いちごはオビのキャラ紹介によると、
「持ち前の義侠心の強さから、魚河岸の兄ィから『めっちゃキャン(めちゃくちゃなお侠)』と呼ばれている老舗仲卸『一心』の十代目。14歳。中学2年生。」


粋な言葉遣い(べらんめぇ口調?私には良くわかりません)で、匂いで魚の良し悪しが判る「利き鼻」の持ち主と、設定として良いものを持っています。



持ち前の義侠心から人情モノを展開していくのですが、そこは料理漫画、リアクションの方が気になる所。



マグロの寿司を食べて、マグロケット。
いいリアクション持ってるじゃないですか。


惜しむらくは、毎回突き抜けたリアクションというわけではないこと。
普通リアクションで普通の人情話の回は中途半端に感じてしまう。
個人的には、もっとコメディ色を強くしても良いと思います。



国広先生は今までパンツ漫画ばかり描いてきたとのことで、前作の「七人のナナ」は読んだことが無いので比べて多いかどうかは判りませんが、パンチラがそれとなく多い。



できる所はさりげなくパンチラしていたり、時には自然にモロだったり。



それでも、さすがにこのパンチラは不自然だと思うんだ!
これだけで国広先生のパンツに対する情熱が垣間見れる気がします。


国広先生にはもっと自由に描いていただきたいですね。



めっちゃキャン 1 (少年チャンピオン・コミックス)

めっちゃキャン 1 (少年チャンピオン・コミックス)