環×ハルヒ派には革命です。 - 桜蘭高校ホスト部(9)
私は「ハルヒ」と言えば藤岡な人です。
終電で寝過ごしてタクシー代で五千円の出費があったって、藤岡ハルヒに癒しを感じる人なのです。
アニメは観る時間がない&レンタル屋ではレンタル中だったりするので、一度も観ていませんけれども。
読んでいて思わず顔がニヤけ、堪えようとしてピクピクと引きつるのはいつものことなのですが、今巻はヤバイ。
自称・ホスト部のキング、環派には大革命です。
環の成長に顔が綻ぶのを押さえることなど不可能です。
某国の王女が来日、二週間の留学。
環は王女のワガママを叶え、他の生徒をないがしろに。
王女のハルヒに対する暴言は許せない。
この時ばかりは常陸院ブラザーズに共感せずにはいられませんでしたよ。
でも殿は殿でした。
行動は理由あってのことで、ハルヒに対する思いやりも勿論忘れていません。
私内、環株がさらに上昇です。
このハルヒの笑顔はヤバイ!惚れるよ!
タクシーの出費なんて忘れそうになります。むしろ、もう忘れた。
環よ、早く自覚してくれ、とヤキモキされられるわけです。
その後の展開は、もう素晴らしすぎて素晴らしすぎて転がりながら読むのが正解。
で、色々ありまして風邪で病欠の環。
環は愛されていますね。
本当、愛されています。
駄目です、こういうのに弱いのです。ツボを突きまくり、琴線に触れまくりですよ。
なんていうんでしょう、「本人には直接見せないけれども、愛されているのがわかる描写」というものが好きで好きで。
当の環はこんなだったり(笑)
環の中には「ハルヒのお父さん」という自分設定があり、それがかなり重要なファクターで恋愛感情を自覚させずブレーキをかけているのですが、ここにきてそれが綻びを見せます。
この後の展開は環派には堪らないものがあり、実に微笑ましいものとなっているのです。
続きが楽しみで仕方がないですが、温かく見守っていきたいですね。
この巻に収録されている番外編もバカすぎることを、大真面目やっていて大好きですよ。
■既刊のレビュー
○桜蘭高校ホスト部(1)
桜蘭高校ホスト部(クラブ) (9) (花とゆめCOMICS (2985))
- 作者: 葉鳥ビスコ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/09/05
- メディア: ペーパーバック
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