ある意味ではギャグ漫画 - サタニスター(1)
普段ホラー漫画は読まないのですが、三家本先生の新刊が発売されたので購入。
「ゾンビ屋れい子」は好きな漫画のひとつですので気になって仕方がありませんでしたよ。
ストーリーは、殺人鬼を暴力手段で「狩る」シスター・サタニスターが、「世界最強殺人鬼決定戦」という大会に参加する、という漫画。
作者の三家本先生が素で描いているのか狙って描いているのかよくわかりませんが、かなりイカレた漫画(誉め言葉)で面白い。
ホラー漫画誌に連載されているので、首が吹っ飛んだり身体が爆発したりとグロ描写はありますが、ノリが少年漫画のバトル漫画のノリで取っ付きやすいと言えば取っ付きやすい。
グロ描写を除けば少年誌と違って制約が少ないのか、もうやりたい放題状態です。
大会が始まってからの展開がどうなるのか、少し不安と言えば不安。
サタニスターが登場するのは3話からで、1話と2話は殺人鬼のバルキリーがメインで救いの無い話なので注意。
私はギャグ漫画として読んでいる部分もありますけれど。
むしろギャグ漫画かもしれません。
即答かよ!なんてマニアックな!
登場人物が既に奇人変人オンパレードの様相を呈しているのはお約束です。
殺人の動機が、「女性歌手にメガネ・体操服・ブルマ・ネコ耳着用で芸能活動を行うよう求めたが、無視されたから」というもの。
56回に渡って文書を送ったらしいです。
これには同意せざるを得ませんでしたよ。
ギャグ要素はありますが普通にグロもあるので、耐性の無い方は注意を。
- 作者: 三家本礼
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2006/09/19
- メディア: コミック
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