あさっての方向。(3)
昨日に引き続き「あさっての方向。」、表紙買いした3巻です。
金髪ツインテールの双子が表紙で、書店の新刊台の角に残り一冊、とあらば買うしかないじゃないですか!
3巻は、ヒロイン・からだの同級生の少年・網野と、謎の老婆に仕える双子がメインです。
双子と老婆は3巻からの新キャラ。
からだと尋はあまり出番がありません。
地元の名家の跡取り息子の網野、1・2巻の行動なんかで個人的には良い印象を持っていないキャラです。
が、新キャラの老婆と双子の存在が不気味で、彼の印象など霞んでしまいました。
硬度を確認する為に石を噛み砕く--------
無機質なイメージを抱かせるように描かれていると思うのですが、それは実に効果を発揮しています。
「願い石」により若返りを望む老婆、利を得るための契約により老婆に仕える双子…
目的が達せられれば、片方は犠牲になるかもしれないと知りつつ…
「抜け駆けしないように」と牽制しつつも互いを出し抜こうと考えていたりと、不気味さを感じずにはいられません。
おおう、気付いたら双子のことしか書いてないや(笑)
新キャラが増え、伏線も増え、思惑が渦巻き始めました。
展開・演出のメリハリが弱い気がしますが、段々と面白くなっていて、先が気になります。
■既刊のレビュー
○あさっての方向。(1)/(2)
- 作者: 山田 J太
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2006/10/10
- メディア: コミック
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