古賀亮一テイスト×ロリコンネタの化学反応 - ロリコンフェニックス(1)
各所で話題になっている漫画「ロリコンフェニックス」。
古賀亮一リスペクトな勢いあるギャグ漫画で、「ゲノム」「ニニンがシノブ伝」が好きな私にはストライクでしたよ。
「ロリコン」「変態」のオンパレードなので読む人を選ぶ漫画ではありますが。
オビを古賀亮一先生が描いているのも良いですな。
そんなワケで、どうしても古賀亮一先生の漫画と比較して感想を書いてしまうのでご了承を。
端的には、ロリコンのフェニックス(パクマンさんや音速丸に当たる)が、2006年度・ベスト・オブ・少女の渡部未亜ちゃんを悪の魔の手から守るという内容の漫画。
フェニックスはロリコンで26歳・ニート、少女を守る為に身体を鍛え抜き、ゴクラクチョウの覆面とハーフパンツにサスペンダー姿で未亜ちゃんを守る正義のヒーロー。
犯罪臭がプンプンします。
それなりに未亜ちゃんを魔の手から救いある程度の信頼は勝ち取っているものの、パトロールと称しやっていることは少女ウォッチングと未亜ちゃんのストーキングであり、少女エネルギーによりパワーアップを果たす危険人物。
ニート故、家にいれば「働け」と言われる姿が切ないですな。
そんなフェニックスが戦う軍団は更なる変態軍団・BL団。
ボーイズラブに非ず。
少女とどうしてもニャンニャンしたい男たちの血と汗と涙
その他色々なモノの結晶体だ
だそうです。
フェニックスと戦った構成員は覆面で半裸のマッチョで、しかも少女に触ったり触らせたりその他諸々のセクハラをする変態ばかり。
フェニックスが比較的まともに見えます。
改めて、ネタとして割り切れる人にしか薦められない漫画だなぁ。
古賀亮一ノリでパワフルかつ勢いのある応酬を繰り広げ、笑えます。
フェニックスとBL団のやり取りでの感想は、パクマンさんだらけだ!という印象。
読んでいてBL団の総帥に、どうしようもなく変態なキャラながらも、お茶目さと気品を何故か感じてしまいましたよ。
ネタがネタだけに、ドン引きするか大いに笑えるかが極端に分かれそうな漫画です。
決め手はロリコンネタを受け入れられるかどうか。
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ロリコンフェニックス 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 103-1)
- 作者: 松林悟
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: コミック
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