会長はメイド様！(2) - なんてことない毎日の趣味と生活と投資活動

「会長はメイド様」の2巻が発売されました。
この漫画も2巻を待ちに待っていましたよ。
「メイドを抱える執事」という表紙を見た瞬間に胸がいっぱいに。
ツボな表紙だったあまり、きっと書店で怪しくニヤついていたんじゃなかろうか。

1巻に負けず劣らず生徒会長の鮎沢美咲が、メイド喫茶のメイドというギャップが堪らないのです。
が、それ以上に普段は気が強くて実際強い会長が、赤面しているというギャップにヤラレている自分を発見。
そういった普段とは違う表情というのに男は弱いのですよ。
とりわけ、メイド服を着ている時の方が（碓氷に絡まれるので）赤面率が高いので、メイド時の方が表情としても可愛い場合が多いのは事実。

ストーリーとしては、金持ち学校の雅ヶ丘学園とのトラブル、雅ヶ丘の変態会長に絡まれる我らが星華高校の会長を碓氷が救出したり。
星華を見下す雅ヶ丘という他校の登場により、今後の話の展開の幅の広がりが期待できますね。

兎にも角にも2巻も1冊通して、会長はカッコ良く可愛く女の子であることよなぁ。
それだけに碓氷の完璧超人ぶりが目に付いて気になってしまいました。
強く、美形で、チェスも上手く、料理も上手い、運動神経も抜群と、「少女漫画のメイン男子キャラはかくあるべき！」という感じですが、個人的には完璧すぎて気になって頭の片隅から離れなかったのがちとマイナスだったり。
まぁ、会長をピンチから救うという点で帳消し、会長の赤面を見せてくれると言う点で私としてはプラスですが。
漫画としては十二分に楽しめるので些細な問題です。単純に気になっただけです。

メイド・ラテのイベントの趣向は素晴らしく、店長のさつきさん、グッジョブ！としか言いようないないですよ。
メガネっ娘好きとしてはメガネっ娘DAYは当然の如くニヤついていたのですが、男装DAYで男を演じる会長良うございました。
男装姿が誰かに似てると思ったんですが……そうだハルヒだ、藤岡の方。

■既刊レビュー
○会長はメイド様！(1)