約2年ぶりの新刊 - 苺ましまろ(5)
随分と久しぶりに新刊が出ました。
約2年ぶりなんですね。
電撃大王は最近読んでいませんが、今は連載はちゃんと載っているのでしょうか。
「かわいいは、正義」で有名なこの漫画。
ゆるさと、美羽の暴走っぷりは相変わらずです。
久しぶりに読むと、この漫画のキモは美羽だよなぁと思わざるを得ない。
5人の少女がメインでありながら、ほとんどの話でバカをやって掻き回す美羽が話を展開させているのは間違いなく、美羽の行動に笑わされます。
もちろん、美羽の絡まない話もありますが、ゆるくて和む雰囲気がほとんど。
茉莉とアナがメインの話なんかは、その天然っぷりやズレた感覚に和み、笑みが綻びるような感じですよね。
5巻収録分だと49話がそういった話ですが、「横っ腹が痛い」と同じポーズで佇むだけの美羽に存在感がありすぎ。
なんだそのポーズは!とか、1コマだけ足を動かしているけど何なんだ!とか、そっちばっかり気になってしまって持っていかれた感じです。
何か悔しい。
美羽が絡んだ場合も、彼女のネタがシュールなので笑えるかどうかは人それぞれですけども。
面白い娘なんだけど、実際にいたら近づきたくないなぁ、絶対。
それでも初期は美羽も可愛いと感じていた自分を思い出しました。
若さ故の過ちだったのかもしれません。
勢いだけのネタに笑うか、繰り返される同種のネタに笑うか、はたまた、突発的なシュールなネタに笑うか。
笑いのツボは人それぞれです。
今回は履歴書ネタが私のツボでした。
特技欄だけかと思ったら、次のページが酷くて吹いた(笑)認識が甘かったようです。
この独特のゆるい雰囲気というベースの上で、そういうネタをやるから面白いのだろうなぁ。
- 作者: ばらスィー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2007/04/27
- メディア: コミック
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