スポ根性の熱さ+健康的な色気 - ビーチスターズ(1)



ビーチスターズ(1)/森尾正博(Amazon)


よく行く書店に少しだけ置いてあったので買ってきました。
早売りかな?



高校2年生・七瀬イルカ、17歳の誕生日に所属していたバレー部が廃部に…


部員が数人辞めて、部員不足になり廃部になったバレー部。
バレーに打ち込んでいたイルカは相当なショックを受け、放心状態に。
見かねた友達でバレー部仲間のリンとことみに、お台場に遊びに連れられて行きます。


そこで出会ったのは、ビーチバレー。
そして、天才ルーキーの早川さなえ。


身長をバカにされたイルカは早川に試合を挑み、ビーチバレーの世界に足を踏み入れていく。
そんな漫画です。



”非凡な才能を持った素人が活躍するスポーツ漫画”といえばそうなんですが、元々バレーをやっていて、150cmの低身長と部がいきなり廃部という逆境をバネにした展開は熱い。
イルカ本人もバレー一直線の直情型で、熱い熱い。
スポ根はやはり熱血じゃなくちゃ!主人公が男でも女でもさ。



バレー経験からサーブやレシーブは当然のことながら習得しており、一からのスタートではないのが、いきなりの試合とイルカの才能の見せ場として1話目から良い演出になってます。
そして、最大のライバルであろう早川さなえとの対決が1話目という熱い展開。


その後に、公式の対決の舞台に上がる為のステップを踏んでいく形ですね。
少ない人数で、足場や風・太陽などの屋外の違和感が立ち塞がるビーチバレーならではのテクニックの練習や、部員の確保・部活認可なんかは今後描かれていくことでしょう。


すでにやっていることですが、校外の砂浜での試合ということもあり、男女混合戦やライバルとの共闘なんかも多くなっていくといいなぁ。
”女の打つスパイクを必死に止めようとする男(でも止められそうにない)”の場面で、女の後上方からのアングルには妙な爽快感があると思うんだ。



ビーチバレーなんです。砂浜なんです。海なんです。
水着なんですよ!
それが試合の基本。
主人公のイルカが150cmながら結構な巨乳、他のキャラも大きい。
本筋の熱さに加えて、健康的な色気が良いなぁ。
あとお尻。



オマケ漫画で無駄に熱いイルカと、そのオチがアレで、かつキャラの関係性がわかりやすく出ている気がして良いなぁ。



ビーチスターズ 1 (ヤングサンデーコミックス)

ビーチスターズ 1 (ヤングサンデーコミックス)