さぁ、みんなでこの変態ワールドへ行こう! - いいなり!あいぶれーしょん(2)



いいなり!あいぶれーしょん(2)/中嶋ちずな(Amazon)


現在連載中の漫画の中でも最高峰に位置する変態漫画、「いいなり!あいぶれーしょん」の2巻が発売になりましたよ。
もう各所で話題になってますが、暴走してます。
完全にエロ漫画だ。いや、ある種、エロ漫画を超えている。


唯一のブレーキだった担当編集の脳もついに狂い始め、足かせがなくなった

あとがきのこの一文、担当が狂い始めたことが暴走の原因の一因でしょう。

2巻を読んでいるとどうにも洗脳効果があるとしか思えないほどのカオス。


作家も変態。担当も変態。読者も、私も、貴方も、変態。
変態でいいじゃない。変態の方が人生楽しいよ、きっと。




オビには

書店のみなさまへ:この本をご購入のお客様は健全です。

上にデカデカと「みんなおもらしするんだ。」と書いておいて、それは説得力がなさすぎだろう。
むしろ、この際だから書店員のみなさまもこちら側の仲間になってみたら、みんな楽しいかも知れません。



さて内容に触れましょう。


表紙を開くとカラーの口絵でいきなり、ヒロインの雫石のM字開脚。
でも内容のぶっ飛び具合に比べたら…!


基本設定として、主人公のコウキの手に現れた球体と、半人半機の少女・雫石の股間が光の糸で繋がっており、球体を触ると敏感に反応。
雫石は、すぐお股から液体をおもらし。
これだけ押さえておけば、概ねオッケーです。



今巻の見所のひとつは、戦闘の影響でトイレが使用不可能になった学校での、おしっこ我慢・放尿・おもらし祭。
何だこの展開。


我慢に我慢を重ね、限界に近くなった生徒達に女教師が言った言葉は。


「バーンと外で放尿してきなさいな!」


この先生すげーや!憧れる!
先生本人はシビンでされるそうです。


そして外でおしっこ。雨に打たれて、おもらし。
「ぼくらは平等だ。」


脳が溶けそう。



ブラコン以外は作中で一番の常識人かもしれない、コウキの姉・薫子。
彼女だけは正常な感覚で、トイレ以外でのおしっこを拒み、耐え続けます。


そのさなかコウキに、コウキがしたところ(外)と同じところにするように促されて、ドキドキしつつ目をキラキラしている姉さんに萌えた。


結局、外ですることは何とか我慢しトイレで放尿したワケですが、耐えに耐えていたおしっこが気持ちいいと感じる薫子姉さんは、ヤバイ。
何か変なものに目覚めそうです。
私は既に目覚めてるけども、さらに高みへ連れていかれそうな。


展開のバカバカしさと、丸々一話使う漢気が堪りません。



この漫画はどこまで高みに昇るのだろうか。
一般誌の限界を突き抜ける勢いで続けて欲しいものです。



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