2007年に読了していた漫画。「探偵奇譚」、「デイドリームネイション」とかとか
Danza[ダンツァ]/オノナツメ(Amazon)
男同士の関係を描いた6編を収録。
それは親子であったり兄弟であったり、仕事の仲間であったり。
BL作家さんでもありますから、作品が持つ空気は見事としかいいようがありません。
擬音に頼らない、ゆったりとした雰囲気が良い味を出しています。
魍魎の匣(1)/志水アキ 原作:京極夏彦(Amazon)
京極夏彦原作の「魍魎の匣」のコミカライズですよ!
雰囲気が出ていて良いですね。不気味で不安を掻き立てる演出が見事。
眩暈坂の描かれ方が独特でビビリました。
おおきく振りかぶって(9)/ヒグチアサ(Amazon)
目次をよく見ると2話分で1冊なんですね。
1話のボリュームがあるからこその充実した心理描写なんだろうなぁ。
コールドを狙うと決めたのも慢心ではなく三橋のためで、それを実行しようとする自信やその他諸々から見える選手の成長が嬉しくもあります。
学園創世 猫天!(3)/岩原裕二(Amazon)
人間&猫vs霊獣という構図の漫画。
霊獣が単純に人間に脅威をもたらすだけの存在でなく、どういう存在で人間とどう関わりがあったかが描かれ深みが増したと思います。
火焔の正体とああいった形での顕現は震えるものがありました。
探偵奇譚-石黒正数短編集-/石黒正数(Amazon)
様々な雑誌に掲載された短編を収録した短編集。
リュウコミックスレーベルですが、何気にリュウ掲載作品は無いのね(笑)
短編読み切りは収録されるかどうか定かでないものも多いので、こういう形でまとまるのは好ましいです。
石黒先生のユーモアセンスは瞬間的なネタでなく、短編作品全体を通じてのネタでよく出来ていて面白い。
キミキス−various heroines−(3)/東雲太郎(Amazon)
お嬢様の祇条さんがヒロインの3巻。
赤く染まった顔が色っぽいですし、キスがいつもながら艶っぽくて良いなぁ。キスは重要。うん。
家の仕来たりを乗り越えて好きな人と一緒になる、そのシチュエーションはニヤニヤせざるを得ませんね。
デイドリームネイション(1)/kashmir(Amazon)
とある漫研とそこに入り浸る神様の漫画。
どこかがズレたキャラ達によるゆったりした漫画ですが、やはりズレまくりで好きです。
明らかにおかしいのに、この柔らかい雰囲気は稀有なものだと思うのですよ。
散りばめられた小ネタも大好きです。
呪文が「ハピルマドルミナマカラカーン」なんて、反応せざるを得ないじゃないですか。