冬休み突入、アノ少女がついに登場!牛も! - はやて×ブレード(8)



はやて×ブレード(8)/林家志弦(Amazon)


乙女だらけ、バカだらけのチャンバラ活劇「はやて×ブレード」8巻の発売ですよ。

今巻のオビは「つ、ついに牛が…!!?」で、読む前からいつもながらのバカさを感じられて嬉しいものです。

「牛って何だよw」と思ったら、7巻で会長が解体しようとしてた牛かw

オビのイラストが炎雪なのもいいなぁ。炎雪は星奪り時とのギャップがかわいいキャラですね。



今巻はSランカーエキシビジョンマッチが決着し冬休みに突入。

星奪りもなく、インターミッションにあたる巻ですね。

星奪りのない休暇、全員が私服という独特の雰囲気は平常時よりも緊張感の緩さがあります。

こういう時はいつも一緒にいる人とのやり取りも少し変わってくるので、より絆が深くなったり、また普段は気付かないようなことに気付いたりするもの。


というわけで帰省していない居残り組がメインなわけですが、罰則で残っている桃太郎組がいいなぁ。

罰則の学内清掃で地下水路清掃をすることになったのですが、「侵入者や変な人の回収」をゴミと言い切るひつぎ様が素敵。

2人1組での清掃を単純に刃友同士の組にしていないのは良いですね。

もかちゃん・キジっちゃん組の取り乱しっぷりと、犬ちゃん・未知組の落ち着きようが微笑ましい。


そして地下水路に牛が登場し、そこに現れたのがはやて縁のあの少女。

その強さを見せ付けつつも、初対面のもかちゃんとズレた会話をしてそのまま帰ってしまうのがこの漫画というか。

はやて・綾那組が打倒炎雪・氷室組に向けて動いているこのタイミングで、インパクトのある顔見せとしての登場と後に学園に来ることを確実視させるのはニクイなぁ。



彼女が現れたことを聞いたはやて、綾那の方も氷室から告げられた過去の出来事とまたひとつ決心を新たにする機会を得ました。

それは1人でした決心でなく、刃友がいたからこその2人での決心。

”刃友”という特別な関係がやはりこの漫画の、この漫画たる要素ですね。



本編以外で今回は#欠番と#余分を収録。

突き抜けたバカ達が見れる#欠番はさることながら、#余分も桃犬でニヤニヤできて良いです。

おまけにあたる漫画も面白くていつもながら好きですよ。

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※※JD&MH※※


はやて×ブレード 8 (電撃コミックス)

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