沙英とヒロのエピソードが微笑ましい「ひだまりスケッチ」3巻
私は百合オタなので「ひだまりスケッチ」を読むとニヤニヤしちゃいます。沙英×ヒロで。
恋愛だけでなく友情でも百合を感じることはあります。
妄想が加わればそれはもう!という感じではあるのですが、沙英×ヒロは妄想がなくとも百合に見えるのですよ。ガチでニヤニヤしちゃう。
で、3巻は沙英×ヒロでニヤニヤを誘発するネタが多くて大変よろしうございました。
ヒロ関連で頬を赤らめる沙英、沙英関連で赤くなるヒロといい、宮子に「痴情のもつれ」と言わせる関係といい、良い2人です。
3巻の1番目に収録されている話が、ヒロがラブレターを貰う話でもう初っ端からニヤニヤせざるを得ません。
ラブレターを見て放心し、取り乱して1年の教室にくる沙英が可愛いですよ。
「(私が一番ヒロのことを)わかるったらわかんの!!!」と駄々をこねるこどものように取り乱す沙英を見ると、絶対に沙英の方がヒロにベタ惚れしてる。うん。
他の話では、「ヒロさんの全てを知っていると思ったら大間違いだ!!」と宮子に指摘されて、照れ隠しで赤くなる沙英も可愛いですし、普段のヒロの行動から色々と推理して前言撤回されて「さすがヒロさんの全てを知る女っ!!」と言われる流れは秀逸。
好きな人のことはつい見てしまうものだけど、容易に行動を推理できるくらいの観察眼。凄い好きなんだなぁ、と思えて微笑ましい。
沙英はヒロにベタ惚れに見えることもあって、ヒロの方が上手というか手玉に取ってる感じがします。
優しく見守り、包み込み、沙英をちょっとからかって慌てる様を微笑ましく思ってたり。可愛いエプロン渡したりとか。
性格や普段の振る舞いからも、ヒロは柔和で母性的な人だと思います。
そして、沙英とヒロは熟年夫婦に見えることがあるのですよ。
創作活動に悩む沙英を見守る様は「頑張ってね。見守ってるから。」という慈愛を感じますし、沙英の部屋で勝手知ったると言わんばかりにコーヒーを入れる様も良いですね。
「はいはい、いつものね♪」ですよ!「いつものね」!長年連れ添ってるかのように思えるよ!(妄想
それだけ自然ともいえるくらいに仲の良い2人ですが、時にはケンカもあります。
むしろ、仲の良い間柄だからこそ、相手を本気で思うからこそ意見の衝突も出てくるでしょうし、たまにはケンカも必要なことだと思います。もちろん、仲直りは前提で。
珍しく真っ赤になって怒るヒロも、仲直りまで含めてこの回は個人的に神回でした。
沙英×ヒロの百合メインで見ているのはアレかもしれませんが、ひだまり荘の住人のゆったりとした仲の良さは微笑ましくて好きな漫画ですよ。
- 作者: 蒼樹うめ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2008/02/27
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