6巻にしてこの初々しさはどうだ! - ういういdays(6)



ういういdays(6)/犬上すくね(Amazon)


「ういういdays」6巻、巻を重ねてもまだまだ衰えぬこの初々しさときたら!
胸がきゅんきゅんします。
恋だよ、初恋だよ。
いや、人を好きになったらいつだってこんな気持ちになるものですよ。
恋は病です。何度目でも初々しくもなりますさ!

表紙で初々しい妄想してしまった

5巻の表紙がかなり評判が良かったらしいです。
スク水ですもの、それは好きですよ。男ですもの!


石田敦子先生がゲストイラストで描かれているんですが、犬上先生の描く女の子は”清潔なのにエロい”
そう、それは確かに思います。
何ていうか、胸が大きかったりスタイルが抜群に良いわけじゃないけど、目が離せなくなるような魅力という感じ。
身近な色気…なのかな?それともこれが恋?


5巻のスク水を超えるべく、6巻の表紙はパジャマです。
パジャマ。いいですよね。パジャマ。
寝ぼけた特別な面も良いんですが、普通には見れない姿という新鮮さが良いですよね。
初めて見せる時の女の子の初々しさ、それを見た時の男の方も初々しい反応を見せるわけですよ。
そんな妄想をしてしまう、パジャマ。
とりあえず、薫子ちゃんがエロい。Yシャツ一枚って…!

ピュアな恋愛が甘酸っぱい

6巻は主人公の潮と妙子ちゃんカップルの出番は少なめです。
そうなってくると、必然的に他の4人の話が多くなるわけです。


すなわち、知花ちゃんに恋する哲平の2人の関係、片桐先生に恋するかずみ、年上の幼馴染の恋人を持つ薫子ちゃんの3組の話。
それぞれに少し距離が縮まってます。
大きく決定的に縮まっているのではなく、あくまで少しだけ。
少し縮まった、その反応がまた初々しいんだ、これが。



歳も離れ、距離も離れた薫子ちゃんと朋人さんは、「ういd」で一番大人っぽい。
ですが、「ようやっとキスかよ!」という初々しさ。
そら、「まだキスかよ!」ですよ。でもこれがいい。
歳が離れているから、好きだから、大切にしたい。でも、好きだから、可愛いから我慢できないという。
朋人さん、羨ましいぜ。

片想いの暴露話

「恋愛は片想いの時が一番楽しい」という意見もございまして。
苦しいんだけど、心地良くもある甘い痛みがあります。
「好き」だと伝えられず、内で燻っている感情が切ないんですよね。


哲平とかずみがまさに片想い真っ只中。
ちょっとズレた方向に暴走することもあるけど、それだけ必死になるのも片想いだと思うんですよ。


酒が入っての、ドキ!男だらけの暴露大会があります。
犬上先生は「男同士が好きな娘の話で盛上るのはあまりなさそう」と書かれてますが、これ、ありますね。ありすぎます。
酒の席で人の話を聞きたくなったり、不思議と自分の話をしたくなったり。
片想い中だと、本人に言えないから余計に言いたくなるタイプの人もいるはずです。
口火は切れなくとも。
そんな、(甘いかどうかはわかりませんが)甘酸っぱさが男だけの飲みの場での恋愛暴露にはあるんですよ。



巻数を重ねても初々しくあって欲しいので、哲平とかずみには”このまま”頑張って欲しいところです(笑)


ういういdays(6) (バンブー・コミックス)

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