遙かわいいよ遙。そして、懐かしいよ! - おたくの娘さん(4)
叶はかわいいなぁ。かわいいなぁ。
新刊が出る度に思うのですが、叶のような娘が欲しいと思えてなりません。
…その前に結婚相手がいないのでアレですが。
ひとつ山を乗り越えてからというもの、耕太と叶の距離も近づいていて微笑ましいです。
理想的な父娘というわけではないけど、微笑ましくてしかたありません。
もうね、親子として良い影響を与え合えてるのが良いよね。
その上で普通に自然と接していけたらいい。
「おとーさんが望むならオタクになってもいいよ」
なんて言葉、普通でないよ!それだけ好きでいてくれてるんだよ!
でも、こんな業の深い道に来て欲しくないというのもわかる。
わかるんですが、世の中には(オタク的な意味で)英才教育というものがありまして。
私の友人も胎教・子守からアニソン流してるんですが、オタクの大人なら誰でも考えることですよね。
親子ともどもオタクならそれは凄く楽しそうだと思うんだ。業は深そうだけど。
4巻では初めてコミケを舞台とした話があり、そこで耕太はオタクの父親と知り合いになります。
そして、その娘はオタクで叶と友達に。
その子の名前が”世莉緒”。
セリオですよ!懐かしい!そうか、もう10年前なのかぁ。
服も綾香やセリオが着ていた制服に近いものに見えるからニクイ。
両親ともにオタク、娘もオタク。楽しそうな家庭ですね。
彼女らの親子関係は、耕太と叶の関係と比較され、これまた良い影響を与えていきます。
オタクと一般人の溝はなかなか深いから、こういう近い世代・環境の人の存在は大きいはず。
遙かわいいよ遙
「おたくの娘さん」は叶がかわいいです。
管理人さんはかわいいし、セリオもかわいい。うん。
でも、個人的には遙ですよ!
4巻は遙にスポットが当てられていて輝いています。私は遙に転びました。
大手同人作家で傲慢、コンプレックス持ちで、素直になれない意地っ張り。
誰かを思い出すよ!
ちゃん様だ!
こみパで詠美が好きだった人には思い出さずにはいられません。
遙はそんなキャラだったとは!
認められたい。
自分には漫画しかない。漫画で認められるしかない。
でもそうやって選んだ道は、方法は、自分の本当にやりたいことだった?
自分を守る為に、頑なになってしまって色々見えなくなってしまって。
そんな壁を破る展開は熱いものです。コンプレックスが大きければ大きいほど。
遙がかわいくて仕方なくなってきたぜ。
「別作品の〜似てるから好き」ってのは何かが違う気がするのですが、それこそ似たキャラなんていうのはいくらでもあるわけで、そこから個性のあるキャラになっているのであればそのキャラの魅力だと思うのです。
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すでに各所で話題になってますが、ドラマCDでまさか本物を連れてくるなんて…!
私は再放送をちょこちょこ見てた世代なんですが、懐かしいなんてレベルじゃないですね。コレは。