付録小冊子「水惑星年代記読本」はファンには見逃せません - YOUNGKING OURS 7月号



YOUNGKING OURS 7月号(Amazon)


7月号は小冊子「水惑星年代記読本」がとじこみ付録です。
表紙を含めて12ページのフルカラーで、ファンには見逃せませんね。


竹山祐右先生の「破戒劍師-ハカイケンシ-」が新連載、巻頭カラー。
巻末コメントによると、7月号から石黒正数先生のところに美女アシスタントが入ったそうです。

水惑星年代記 / 大石まさる


というわけで、「水惑星年代記読本」が付録です。
てっきり小冊子の形で付いてくると思ってただけに、とじこみ付録はちょっと意外でした。慎重に切らなきゃ!


巻頭の漫画は10歳のアクアくんとプラネちゃんが軌道エレベーターに載るお話。
子供向けの紹介漫画風になっているのが解りやすく、あたたかくて良いです。大石先生の作風らしいや。


そして、これまでの各話を時系列に並べた年表、登場人物の相関図を収録。これは嬉しい!
ヒマができたら自分で調べてみようと思っていたくらい、時系列と相関図は欲しかったので公式のコレは嬉しい。
年表に「本筋に関わる物語」とあってビックリ。本筋となるストーリーかぁ。ますます楽しみになってきましたよ!

惑星のさみだれ / 真・みずかみ小屋

もうね、ここのところずっと毎号・毎話、震えるほどに面白いです。
好きすぎて堪らない。


遅れてやってきた三日月が、夕日経由で受け取った半月の技を昇華して放つ必殺技の熱さといったら!
しかもそれを、仲間が戦死したことを知らない方の組でやるという演出にゾクリときます。


仲間を喪った、遺された者の哀しみと自身の不甲斐無さから力を欲するこの話は、多くを語るのは野暮に感じます。
次回は、力を得る為に戦う夕日と白道さんの対決でこれが面白くないわけがないでしょう。楽しみ。

それでも町は廻ってる / おかんの家

紺先輩の家を訪れた歩鳥の前に現れた、謎の男の影!


今回は歩鳥と紺先輩の出会いのエピソードです。
性格がアレな歩鳥と別方向にアレで浮きがちな紺先輩の、遠慮無く接することができる関係はとても良い関係ですね。
この話はそれをまた強く感じさせてくれます。
申し訳ないけども、フィルタかかってると百合に見えて仕方ないんだぜ!

シュガーはお年頃 / 二宮ひかる

「夢は娼婦」と言うハタナカと、過去に色々とあり周囲から距離を置かれるアサミの友情ものです。今のところ。


アサミを家に誘ってお泊りイベントな今回。
それだけで距離が縮まる出来事なのですが、ハタナカの仲が良い家庭を見てそれとは大きく違う自分の家庭環境を語るアサミが、より仲を近づけるもので良いですね。
その後のセックスの話はもっと生々しくて、そこでの会話はこれもまたさらに仲を深めるものでした。
で、その会話なんですが、この漫画は百合になっていくのかもしれないと期待せざるを得ないものでした。どうなっていくのかな。


ある種の痛々しさを伴う漫画になると思うので、先の展開が気になります。