「GIRL FRIENDS」3号連続掲載、3回目！読切も百合でした　-　コミックハイ！　7月号

今月号で石田敦子先生の「魔法少年マジョーリアン」が最終回。
先月最終回を迎えた「アリーナ！」、来月最終回の「つぶらら」と連載入れ替えみたいですね。

和六里ハル先生の「ロリコンサーガ」が新連載。
最近の新連載や今の看板を見るに、小中学生など年齢層の低い女の子がメインの漫画が増えてきてそういう路線なのかと思わずにはいられませんが、これはまた直球なタイトルだなぁ。「ロリコンフェニックス」に勝るとも劣らない直球さですね。

読切では、あきづき弥先生の「服従Kiss」が掲載です。

GIRL FRIENDS　/　森永みるく

3号連続掲載、3回目。
今月のこのヒキで、あと2ヶ月も待たなくてはならないなんて！拷問に近いよ！

あっこの昔の男を、あっこと彼の会話を断片的に聞いてしまって、感情が沈み黒くなっていくまり。
「あっこはあの男とエッチをしたんだ」と考えてしまい、自分はそのポジションにはなれない。
異性間でもこういう状況ならば気持ちが沈んで仕方がなく、黒い感情になっていくものですが、恋心を自覚した相手が同性だからなおのこと。
いつもながら心理描写が繊細で読んでいて、かさついてザラついた感情が伝わってくるかのようでした。

そういう状態で、あっこに男の話題が振られる度にざわつく気持ちだから自暴自棄気味に、今回のヒキのような答えを出すのも仕方ないかもしれません。
自暴自棄とは限りませんが、これを受けてのあっこの反応がどうなるか。
次回が本当に待ち遠しいですよ。

未満れんあい　/　高嶋ひろみ

エロゲ会社勤務のモテない男と女子中学生の恋愛という、一歩間違えたら危うい関係の漫画なんですが、どえらくピュアで良いですよ。

偶然ともえと知り合い、また会いたいと思った黒瀬は不審者として交番に連行されたわけですが、来てくれただけでなくそこでのともえの言動がもう純粋すぎて、ね。
「やっぱりこんなもんだよな」と思った、その先を軽々と超えるともえの純真さに心が温まります。良いなぁ。

服従Kiss　/　あきづき弥

読切はまさかの変則百合！

タイトルの通り、「キスした相手を服従させる」能力を持つ家系の主人公が能力に目覚めた日のお話。
何書いてもネタバレになってしまうのでアレですが、自分に細かく注意してくる幼馴染の委員長が実は…というもの。
主人公はストレートで、委員長の告白を回避する為にキスするわけですが逆に外堀を埋められてしまいそうになった形。
そういう形から入っていく関係も良いと思うのですよ。