山田J太「ぎふと」がかなり面白いです。 - コミックエール VOL.7
今月の28日に3冊、来月の28日に2冊とエールのコミックスが遂に発売されますね。
ウチは今月は「純真ミラクル100%」、来月は「溺れるようにできている。」を購入確定です。
楽しみ!
で、5冊中2冊購入で「別冊ぷちエール!」の小冊子プレゼント企画があるのですが…
全プレじゃなくて抽選で300名なのね…。
描き下ろし小冊子だから全プレという名の通販が良かったなぁ…。
今号は、「凛 -COCORO-NAVI Anather View-」が新連載。PCゲーム原作を、しんやそうきち先生によるコミカライズです。
男の子向け少女まんが誌というコンセプト的に、18禁ゲーム原作というのがちょっと引っ掛かりますが、面白くなるのであれば気にしない。気にしない。
結桐たかし先生「それは初恋のように」、小川ひだり「海のもくずになりませんっ!」が読切。
今回のはどちらも可愛らしい恋愛のお話。
エールの読切はなかなかに面白い作品が多くて楽しみにしています。
ぎふと / 山田J太
連載3回目。実はかなり期待して読んでます。
外見も内面も幼い女の子のロボットのぎふこが、色々な人と出会って、触れ合って”心”を知っていくお話です。
1話完結形式で、ぎふこが出会う人達の話の短編連作としても面白いと思います。
そしていずれはぎふこ自身と、くまの被り物をしている博士とのエピソードに集約されていくんでしょうね。
今回は大人の恋の話。
幼い日に知り合い、気にかけてくれて、気風のいい年上の女性に恋する男性の視点での”かなしい”恋愛話。
これはキツイわー。だって好きなんだもん。ずっと好きを言えずにいたんだもん。
彼の”かなしい”気持ちがぎふこに伝わり、読者であるこちらは切なくなるんですが、幼いぎふこにはこの感情が解らない。
なんで悲しいのか、なんで胸が痛いのか、解らない。
これ1話でかなり好きなんですが、幼女にいきなり大人の恋愛感情を感じさせるようなこの展開はちょっと急な気もします。
でも、先がかなり楽しみですよ。