「もやしもん」7巻は味噌。愛知県民なら、つけてみそかけてみそ。
「もやしもん」7巻も特装版が出ているのですが、通常版を購入。
特典を置くスペースがないのよ…。
蛍のゴスロリ表紙は非常に惹かれるものがあったんですけどね。6巻の特装版といい、限定版の表紙はファン心理をわかってらっしゃる。
通常版の及川さんの表紙も大好きですが。フレアスカート+黒タイツが私のどツボすぎる。どツボっていうと違う意味になるけど。
「もやしもん」の表紙は統一感がないわけですが、7巻はシックながらジャケットの赤が目を惹く良いデザインですね。
及川さんが次世代のリーダー格を予感させる内容に合っています。
さて、7巻は本格的に醤油・味噌・日本酒の発酵食品の仕込み開始。
日本、農大に戻ってきて安心感を感じます。
フランス編もロマンスありで好きだったんですが、地に足が付いているようなホームグラウンドの安心感はやはり良いです。沖縄の時もそう感じたんだよなぁ。
フランス編といえば、長谷川と美里のフラグが立ちまくりで微笑ましく、その噂が学内で広まっていてニヤリとします。
あの二人は凄いお似合いだと思う。
噂を慌てて否定しているわけですが、その様がかえって良くて、初々しさすらあります。
夜に二人だけで話をしている描写は、自然体で心地良さのある関係で、何も知らないはずの金城さんから見ても恋人に見えるあたりがもうね。
否定している今くらいの距離感がこの二人には似合いますね。
そうですよ、7巻は金城さんがいるんですよね。沖縄から来てて。
蛍と似ている複線の消化をしつつ、ゴスロリ姿の蛍をさすがに金城さんは自分に似ているとは気付けず、普通にわかった沢木が強調される感じ。
金城さんも含めてみんな、シレッと蛍を沢木の彼女扱いしていてオフィシャルカップリングな感じがヒシヒシとしてニヤケますな。
ネタな意味も含まれるんだろうけど、多分武藤さんは本気だろう。
んで、金的菌的な意味では今回は非常に和風であり、和好きの日本人としては興味を惹くものでした。
日本酒も好きですが、特に味噌。
愛知県民といったら赤味噌ですもの。
尾張名古屋は味噌でもつことですし、つけてみそかけてみそですからね。八丁味噌も美味い。
一説によると、愛知県の家庭にはほぼ必ず「つけてみそかけてみそ」があるという話ですが、ウチにももちろんあります。
ちなみに7巻にはこの商品は全然出てきません。愛知県民の単なる与太話です。
全く知らない世界のことが解りやすいものも良いのですが、実生活に繋がるもののウンチクは読んでいて面白い。
そういう回は文字数が多くなるのですが、これも「もやしもん」の面白さですね。
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