最近の購入録
とらドラ・スピンオフ!(小説) / 竹宮ゆゆこ
馬に乗ってみよ、虎に添うてみよ。(同人誌) / dogorpanda
コミック快楽天 2009年 3月号(成年)
武嶌波先生初の単行本、短編集です。
作風はIKKIやビームの読切の恋愛ものというのがイメージしやすいでしょうか。まぁ、IKKI掲載なんですけどね。
好きなんだけど満たされきれているわけではない、シニカルな恋愛ものが多いです。
こういう系統の作品は大好きなんですが、中々言葉にするのが難しいんだよなぁ。
雄一の過去編のひとまずの終わり。重い、重いよ!
もう一人の主人公と言える雄一は”大人になりきれていない大人”という感じで、思春期真っ只中であるプンプンと対比的な形になっていると思います。
プンプンもプンプンで年齢相応の悩みを持ち、その内面はドス黒い感情が渦巻くなど、黒く重いのが面白さですな。
プンプン一家がこの絵柄だからこそ、彼らの心の中の闇が際立っています。
「惑星のさみだれ」、11体目の変身した姿は色んな意味で強すぎるわけですが、10体目の攻略も見えなくてどうなるのか。
分断された年少組のピンチに駆けつけた夕日と三日月が、半月の意思を感じさせてもう最高。
「おいでませり」2話目、いいなぁ。
巨大なキノコを育てて小さい家にする、ってのが大石先生の作品の世界観にピッタリ。ほんわか。「アマショクちゃんおヨメさんになってくれないかなぁ…」。
「ワールドエンブリオ」も面白すぎる展開に!5巻でバレて、の展開で内外に敵ができる状況に。陸はレナ以外にも共犯者ができるのか、別室vs本部になったりするのかな。
「それ町」はエビちゃんが可愛すぎるだろう。