今週のジャンプは西尾維新原作の読切が面白かった!
週間少年ジャンプ 2009年10号
西尾維新先生原作の読切「めだかボックス」が結構面白かったので久しぶりにジャンプを買いました。
購入したので、せっかくだから感想を。
ジャンプ感想は毎週書かれているサイトさんに比べると、どうしても考察とか敵いっこないのでシンプルな感想で。
ついでにアンケートも出します。せっかくですし。
めだかボックス / 暁月あきら 原作:西尾維新
なんちゅーか、すごく西尾維新です…。
西尾維新先生の小説は結構積んでるのもあって読んでいるのはちょいちょいだけど、そう思いました。
絵柄も相まって、ジャンプを読んでる子供達よりは私みたいなオタ寄りな作品かなぁ、という感じも。
絵に見覚えがあると思ったら「M&Y」の方なんですね。もう懐かしい。
前も原作の漫画がジャンプに載ってたなー、と調べたら前の時は小畑先生だったのね。
前の読切の時も買ったはずだけど、作画が変わってるのでどちらも非常に単行本になりにくいのかもしれません。
原作者で買おうとすると、読切漫画は雑誌で買わないといけなさそうですね。
さて、内容ですが完璧超人な生徒会長の女子とその幼馴染の男子(主人公)が、目安箱に入れられた相談を聞く…というもの。
相談者は部員が足りなくて試合に出れない柔道部。
その柔道部を立て直す形なのですが、生徒会長の完璧超人っぷりがね、「できんなら、できるようになればいい」という”自分ができるから何で他人ができないのか解らない”という恵まれた者理論。
1人で全生徒会役員の腕章を付けているビジュアルと、圧倒的な身体能力、凛とした姿はカッコイイ。
性格はちとアレなのでついてこれない人も続出ですが。
しかし、この漫画のキモは主人公との関係にあると思うのですよ。
生徒会長の傍らにいる主人公ですが、その実は惚れているが故に頭が上がらない犬ポジションなのが良いなぁ。
しかも2歳からとか!
生徒会長の方も信頼と愛情を向けていてニヤリとします。
アンケートハガキがこの作品についてだったので、連載に一票投じてみます。
バクマン。 / 小畑健 原作:大場つぐみ
背景を描いた時のスキルが物凄いもののデビューには至らない中井さんに、漫画家になることの厳しさを感じつつ、中井さんの描かれ方が遣る瀬無い。泣けるでぇ。
サイコーやエイジが主人公補正やライバル補正がかかっているとはいえ、中井さんが比較して現実的に描かれすぎているのが、中井さん側の人間である自分も切なくなったものです。
これは一部の漫画家さんにウケが悪いっていう話もわかる気がしました。
ネームを見せないというエイジの描き方が天才だからこそ、という強調もさることながら、担当の服部雄二郎がサイコーとシュージンの担当の方の服部さんと編集者として比較して見えてしまいました。
サイコーと福田のアドバイスを受けての改善っぷりが拍車をかけている感じ。中井さんもそう。
しかし天才っぷりの描写が凄いな、エイジ。
銀魂 / 空知英秋
続きものの話も面白いのですが、個人的には今回のような1話完結の方がギャグ漫画として好き。スケットダンスも同じく1話完結の方が好きです。
ジャンプは普段は立ち読みなんですが、それにも関わらず吹きそうになることがどちらの作品も多々あります。
続きものだと連載ではどうしても1週開いてしまうので、その週だけでトントン拍子に畳み掛ける上手い構成だと堪らない。
今週の「銀魂」は、何人病人が増えるんだよ!とツッコミつつ、桂の姿でやられました。
「イエス ウィーキャン」で笑ってしまった。
締めもキレイなオチだったと思います。
ぼっけさん / 西義之
サユかわいいよサユ。ヒノもかわいい。
結構楽しみにしているので期待してます。
ぬらりひょんの孫 / 椎橋寛
雪女の出番が少ない…。
何か掲載順が低いのですが大丈夫なのかな。
玉章がイマイチ凄そうに見えないのが原因な気もするので、来週がどうなるか見物。