久しぶりの「ぱにぽに」、11巻はベッキー多め



ぱにぽに(11)特装版/氷川へきる
ぱにぽに(11)
NationalMediaBoys(作者サイト)


久方ぶりの「ぱにぽに」新刊!
折り返しで氷川先生か書かれている通り「ベホイミちゃん」が間に出ていて、時系列的には繋がっているとはいえ、やはり久しぶりのベッキー、久しぶりの「ぱにぽに」なのです。
久しぶりのコミックスということもあってか、100人を並べた1ページがあるのが嬉しい。
風紀委員とか新しめのキャラはまだ名前覚え切れていないので。



11巻で一番笑ったのは第141話のマスコットキャラを考える回。
せんとくんのパチもんなど、変なセリフを吐く妙なキャラ達が次々に合体させられてさらにワケのわからないキャラになっていくのに吹き出しました。

最終形、テントくん。
やはり合体は邪法なのだよ…。それも三身合体ともなればな…。


ポン、ポン、ポンと変な展開を見せる、このゆるいナンセンスさが「ぱにぽに」なんだよ!
とりあえず、最終的に出来上がったテントくんがそれっきりのキャラにならず、度々登場するあたりが「ぱにぽに」。
それにしても中身は誰なんだ。中の人などいないのか。



「初心に帰ったネタもありの11巻」ということで、ベッキーやC組の活躍が目立っています。
特装版の付録が「レベッカ宮本大百科」だから、というのもあると思う。
それにしてもベッキーは可愛いですね。
ベッキーは毎回衣装が違うのはご存知の通りで、「レベッカ宮本大百科」にはその衣装コレクションも収録。
可愛い少女は何でも似合う。サイコガンとかも。
第138話がベッキー七変化な回で、可愛い衣装を着せるだけに留まらずオチはらしいですし、鈴音の突拍子のなさもらしい。
鈴音のネタはその回だけで終わらず、後の回で1コマだけ出てくるようなさり気無さが「ぱにぽに」魅力です。全然さり気無くはなかったですが。



それにしても賞の話での「絶望したいのはこっちだよ!!」のセリフはやはり意識してるんだろうか。