かわいいだけじゃない、もはや「苺ましまろ」は幼女芸人の怒涛のギャグ漫画

ようやく出ました、「苺ましまろ」の6巻。5巻から長かった感覚があります。

オビの「いま、笑われています!!」の通り、笑いすぎて腹筋が危険なことになりました。
夜中に声を出して笑ってしまっていたので、隣の部屋の人とかに怒られるんじゃないかと思った程。

「苺ましまろ」はご存知の通り「かわいいは、正義」の漫画であり、ロリなんですが美羽の存在でかなりのギャグ漫画でもあるんですよね。
6巻は特に、美羽の芸人気質と千佳のツッコミが輝いてました。
6巻は美羽が全話メイン張ってると感じるくらい。いや、目立ちたがるのはいつものことか。

個人的に最高だったのが、54話の美羽が死んで地獄と天国に行く話。
死因は「アイドルになりたいと言ってバク転し頭を強打」。もうヤバイ。
この話は、地獄で美羽が一番嫌がる罰として「ツッコミを入れない」というのがあって、その状態でネタをやらされるので怒涛の一発ネタが畳み掛けるように展開されるのがもうツボでツボで。
千佳似の鬼がツッコまずに見ていて、ネタによっては俯いて震えている様がより笑いを誘うのです。

54話がそんな感じで面白すぎたため、その後の話も尾を引いてより一層面白く、夜中のテンションのおかしさも手伝って、笑いながら脳内ではきっと変なモノが出ていたことでしょう。
57話はクッキング番組のネタは完全にコンビ芸だったのが新鮮でした。

オタクに親和性の高いロリギャグ漫画なのでなかなか薦められないのですが、6巻は突然6巻だけ一般人の友人に読ませても大丈夫なんじゃないかと思ったものです。
個人的にはそれくらい、ギャグ漫画としてかなり高いレベルでツボりました。