溜め込んでた漫画感想

感想書こうと思って溜め込みすぎたため、少し断念しました。


楽園Le Paradis 第3号
楽園Le Paradis 第3号
posted with amazlet at 10.07.23
シギサワ カヤ 中村 明日美子 二宮 ひかる 黒咲 練導 沙村 広明
白泉社

レギュラーになったお三方も含めて、好きな作家さんばかりなので楽しい雑誌すぎます。
林家先生は爽やかにどっかバカですし、全体通して好きなんですが沙村先生が読後の印象をほとんど持っていってしまった(笑)素敵に酷い漫画だなぁ。
今回は竹宮ジンさんの漫画が一等好きです。同性愛に対して自分の考えをはっきりと言う同性愛者の女子と男子、というのが良い関係だと思います。
中村明日美子さんの快復をお祈りしつつ、web増刊を楽しみに読んでいきたいです。



単行本2冊目、白泉社の単行本は同人誌で発表された作品でしたので、デビュー後の商業単行本としてはこの短編集が初ですね。
短編で舞台が学校、恋愛に対して純粋な子が片方にはいるということもあってか、明るく甘い読後感が良いです。
「好き」をうやむやにせず、結果として真正面から向き合っている形になっているのも良いですよね。


和風オカルトで百合風味なのが個人的にツボすぎる。
異界にわかりにくさはあるものの、「夢か現か」ということがテーマのひとつになっていて、その曖昧な雰囲気がわかりにくさもむしろ味になっていると感じました。
今月のリュウに6話目にあたる読切が載っているのですが、オカルトというより宇宙よりの内容で、次以降掲載される時は超常現象全般的に扱う可能性もあるのかな。
なにはともあれ、ねこの先生が可愛いです。


単行本を待っていた4コマ漫画のひとつです。
家が隣の幼馴染の黒ぽっぽのこばとと白ぽっぽのくるりのやりとりが可愛いのです。
くるはこばとちゃんのことが好きすぎてウザくて、軽くあしらわれているのですがこばとちゃんは何故かくるのピンチに遭遇してしまうのも、二人ともおバカなのも、友人でツッコミ役でもあるもーちゃんが黒いのも可愛い。


面白すぎて、もっと歴史の勉強をしておけば良かったと後悔。
新しく漂流物や廃棄物が出てくる度に「誰が出てくるんだ!」とワクワクしっぱなしで、それが偉人なので多少なりとも知っている可能性があるからこそのワクワクですね。
ハンニバルや土方、ジャンヌに義経とか、もう鳥肌が立ちっぱなし。
各話タイトルが様々な曲のタイトルなのもニヤリとできて熱い。


人間関係も変化し、少し進展もしてきた2巻。
確かに高杉くんは残念ではあるけど、恋愛的にそういう意味合いで狙ってない言動が魅力でもあるのかも。丸宮兄弟とは対比的にそう思ったりしました。
自分の研究との絡め方や計画の片手落ちなど、恋愛面以外でも残念だけど。丸宮兄弟や香山家のコミュ能力が高すぎるから、あんな人らが近くにいたら圧倒されそうではありますな。


視点、思考の発展の仕方が楽しいです。
自分が子供の頃はこんなに自由に考えてたか記憶にないのですが、ふとしたことで思い出せたりするのかな。
それにしても、リューシカが何人なのか気になります。兄と姉は日本人名なので余計に。
あと、あとがきでクソワロタw


そろえてちょうだい? 1 (Feelコミックス)
いくえみ 綾
祥伝社 (2010-07-08)
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ブンたんが可愛すぎる、というか、メロメロないくえみ先生が面白いです。さすがかわモテちん。
耳が立ってるけどスコティッシュホールドという、何か妙な哀愁を感じるのですが可愛すぎるのが相まって、妙な笑いになってます。
雑誌で読んでいる時にも大笑いしたのですが、「あんた顔毛だらけじゃん」でまた腹を抱えて笑ってしまった。


たまごまごさんにオススメしてもらったので単行本購入。
対人恐怖症気味の女の子と彼女にとって特別な女の子の2人が、本当に特別な関係で、春が詩緒の背を優しいだけではない押し方をするのが良いです。
良い青春ものしてる。
一応連載で飛び飛びながら読んではいたのですが、胸をからかわれる/からかう描写の本心を明かすところまで行く前に読むのを止めてしまったので、通して読んだらこんなにも良い漫画じゃないか!
いや、そこまでは読んだのだったような気もしますが、通して読むと1話ずつ読むのとは印象がかなり違うと感じる心理描写。