仕事でヘコんだそんな時、職業ものの漫画で救われることもある

※愚痴っぽい部分を含みます。ご注意ください。




厳密には失敗というよりも誤解によるトラブルで、ヘコんだどころか放置したままだったらパワハラ化して職場内無職になっていた可能性もあったお話。



自分のいる会社はすごく小さな少人数の会社で、一部の古参のグループがグループ内で話している以外は古参の人は仕事で必要なことだけ話すような、コミュニケーションが取れているとは言い難い会社でして。
というか、どう考えてもコミュニケーション不足。
ギスギスはしてないけども。


いや、一部でお互いにいがみ合い無視し合っている関係もあるのですが、顔を合わさないようにしているので表面上の空気はピリピリしてない感じ。
修復は不可能な気がします。良くないですね…
いがみ合っている片方に私の直属の上司もいたりします。良くないですね…


で、なんやらよくわからない誤解をされて、私に聞こえるように上司が第三者に上記の「いがみ合っている相手」のように扱うみたいなことを言っていたのが金曜日。
おおーい、何も変なことやってないよ!サボってると思われたのか!?
就業ー!


不景気で残業禁止となっていたので、そのままビクビクしてアレコレ考えながら帰路についたのです。
会話内容から、何に反応してそう思われたのか心当たりがありましたし、それも理由あってのことだったのですが、その辺の理由というか事情は仕事に特に関係ないことだったので上司に伝えていませんでした。
コミュニケーション不足ですね。
些細な誤解もすぐに解けないくらいコミュニケーション不足だった自分にも問題があります。
月曜の朝、すぐに誤解を解こう。仕事上のものでいい、会話を増やそう。
そう決めたのでした。
しかし胃は痛むし、手遅れになるととんでもないことになると実例があるだけに気が気じゃない。



結果としては、無事収まりました。
やはりコミュニケーション大事。


漫画に気持ちを後押しされる、そんなこともある

前置きが長くなりましたが、土日を挟んでいたのでその間に救われたと感じたことがあったというお話です。


土曜に友人と遊ぶ予定があって、こういう話は全く出しませんでしたが、友人と会って遊んだことが何よりの救いで、そこで観ていた「けいおん!!」が救いで、感謝しています。ありがとう。



日曜は引き篭もっていたのですが、布団に転がって読んでいた漫画が救いで。
仕事を題材としたお話の中に、自分で「こうして誤解を解いて、関係を修復しよう」と、延々と考えていたことに近いものを見つけては後押しされていた感じでした。



日曜に読んでいた漫画の中で胸に刺さったのは、「きのう何食べた?」4巻と「みそララ」4巻でした。
どちらも連載で欠かさず読んでいるので再読ですが、こういう心境だったためか本当に新鮮に読めました。




きのう何食べた?」は言わずと知れた、ゲイカップルの日常を自宅の食事をメインに描いている漫画です。
食事は生活で非常に大切な営みであり、コミュニケーションの手段としても大切なもの。
シロさんもケンジも社会人なので職場でのことを絡めた話もあるのですが、そういう話も、
「仕事→(翌日以降の)仕事」ではなく「仕事→自宅での食事→(翌日の)仕事」
と必ずなるのが、職業ものの漫画とは違う日常感になってるよなぁ、と今回読んでいて思ったものです。


特定の仕事、それもよっぽど忙しい時でもなければ、仕事と仕事の間にリフレッシュする時間がある。
それに気づかされて少し楽になりました。今の時間でトラブル回避の方法を練ればいいんだ、と。


そして30話のシロさんと大先生の会話。
「いったん失われた会社の信用を取り戻すには、そこから不断の努力を積み重ねるしかない」のセリフ。


状況も何もかも全く違いますが、前述の通りに明らかなコミュニケーション不足が原因なのでズシンときました。
仕事をする上で個人間の信用、信頼関係が希薄だったと言わざるを得ませんでしたから。




みそララ」は仕事をしていく中で着実に成長をしていく若手3人の仕事ぶりやら向上心やらが魅力の4コマ。超絶オススメしたい作品でございます。


4巻ではコミュニケーション・信頼関係という面で、ラストの外部営業が間に入ってのピンチヒッター的なライターの仕事の話がキツイ。
仕事をしていれば必ずある、キツイこと。
あとがきで「できるだけ”リアル”出したつもり」と書かれているように、異色と感じられるくらいにシビアでリアルだと感じた話です。
こういう経験ではないけれど、私も以前やっていた職種で色々あったなぁ…


このエピソードは頑張った仕事を認められないどころか、精神的なダメージを与えられて仕事は終わるのですが、職場のみんなの言葉に救われます。
これまで頑張ってきた経験が積み重なって信頼になる、信頼できる仲間がいる。これほど素晴らしいことはない。
今の自分にはこの信頼関係は作れていないものだから、余計に胸を打ちました。うわああああ!
チーフ、カッコ良すぎだよ!


みそララ」4巻は、描き下ろしのおまけエピソードが秀逸だったと思います。
漫画内の職場の人間関係は本当に羨ましいと言わざるを得ない。




ところで、「けいおん!!」に救われたと書きましたが最終回数回前から観せてもらってました。
あずにゃんに曲を贈る場面とは胸がいっぱいになって泣きそうになったものです。
今日の仕事中に思い出して、思い出し泣きしそうになってヤバかったので、日曜にニコ動で観たパンストの6話を思い出して事なきを得ました。
パンストは頭をからっぽにして楽しめるのが良いですね。
けいおんは普段ふわふわした印象を受けるだけに、シリアスなシーンで本当に泣きそうになる。
作品に還元したいのでアルバム買おうと思いました。




曲を聴いたら、多分、泣く。自分はそんな気がします。