ここらで読んだ本の感想


声変わりきちゃった!と思ったら、髪切っちゃった!
前々から不安に思っていたこと、避けられないことであり、自分の性を痛感させられることなので、その後の心情はどうなのか読み取るのも面白いですね。志村貴子さんの漫画は雰囲気などでの演出が絶妙なので余計に。
身長伸びてる描写や高槻さんの悩みの方も含めて二次性徴はもちろん、恋愛方面も自覚なかったりあっても認めれなかったりで注目点は増すばかり。
あと安那ちゃん可愛い。


ぬー太の笑い方が印象的と思っていたら、あっという間に大きくなってて子供の成長は早いよね、と思いました。
アモちゃんが可愛い。7歳差のお姉さんなのがしっかりした良い子に育ってる一因なんでしょうか。
これだけの年月日々あったことを面白く記録できているというのは、やはり親の愛だと思います。


一気にシリアスになったと思ったら、安心のほのぼのさも健在だったでござる。
きゃるーんとした新キャラにはビックリしました。
事件のダークな雰囲気は相川先生の魅力を感じるので期待しつつ、全容はまだサッパリ見えないものの設定が徐々に説明されているのでまだまだこれからですね。



外面がキレイすぎる紫乃先生の気を許した相手に見せる素の姿が大層可愛らしいです。
しかし男性陣は可愛いなぁ。商店街の3人組は3バカと呼びたい可愛さだし、お父さんの娘好きっぷりも可愛い。弟である和泉の女装も。


ふたりサッカー (ジェッツコミックス)
倉敷 保雄 あらゐ けいいち
白泉社 (2010-10-29)

アニマル本誌であらゐさんの漫画は読んでいて、やっぱりそれ目当てで購入。
そしたら、倉敷さんの文章面白くて良い買い物でした。
ワールドカップの時くらいにしかサッカーみない俄かの自分でも楽しめたのは、親しみやすい文と、サッカーの戦術的なことなどについて語るのではなくて選手とクラブについて語るのがメインだからだろうなぁ。
本誌では見開きの1回分は4ページの構成で収録。漫画部分は内1ページでページの2/3くらいの大きさです。
あいらんどの4ページ漫画3本も収録。原作付きなのにすごいシュール。


平凡倶楽部
平凡倶楽部
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こうの 史代
平凡社
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エッセイ漫画だと思っていたらエッセイ集で、これがまた面白い本だった。
一応文字ものなのですが、文字は手書きで、決まった形式がなくて毎回遊び心に溢れてます。
離れて見ると絵が隠されてたり、図解みたいなものだったり、婚姻届だったり、編集との対談だったり、漫画だったり。一部読み難い回もありましたがそれも楽しい。
既刊のあとがきなどだけではわからなかったパーソナリティが見えて、こうの先生はこんな方だったんだな、と親しみが増しました。


金田一先生の毒気も感じる少女漫画、面白い。
個人的には実は姉だと透にバレてると思うんだけど、バレてなかったとしても先が楽しみ。
姉弟になると結婚できない、とか知って荒んでしまって今更戻れないとかそういうんじゃないかなぁ、透。


みかちゃんが純粋すぎて眩しくて、かなが好きすぎて可愛い。
後輩は本当、かなみかですね。
かながみかちゃん弄りの時だけ黒くなってるのもニヤける。


大石主将の本領発揮ということで、予想以上に強すぎたのが印象的。
柔道が面白いのはもちろんのこと、京の舞妓方面も気になるところですね。
「人誑し」と評されてたことで、雅のコミュニケーションは人間攻略的なものだとハッキリ思いました。
あと、おまけが相変わらずのノリで芸達者すぎる。西村しのぶ風すぎると思いました。役に立つし!