月末漫画感想


全然面白さが落ちない、熱い!
団体戦はチームの良さが見えて、机くんの情報とかなちゃんの千早を落ち着かせた一言の直接的な戦力でない力が印象的でした。
瑞沢と明石女子のチームの在り方の違いと、中心の千早と恵夢のメンタリティが真逆な感じとか対比されて面白い。



表題作がベタ甘でキラキラしてて好きなので描き下ろし嬉しい。
一方の3話構成の話は、連載で読んでた時に2話目のどんでん返しが予想外すぎてすごいと思ったもので、改めて通して読んでも良い意味で2転3転させてあるなぁと思いました。



アリスかわいいよアリスで、お約束のセリフもゾクリときた4巻。
WEB連載の見せ場での一部カラーが単行本では再現されてなくて残念に思っていたのですが、この場面で2色カラーを使うとは!



ここ数年、新刊が出るのがささやかな楽しみになってるこの癒し。
新書版の話は一話完結でドロドロとしてないし、読みやすい現代童話って感じがします。



何かしらの才能があるとは思っていたけど、反則レベルだったでござるの4巻。
読んでいてモヤモヤしか感覚というか、その場にいたら現実感がないと感じたんじゃないかという視点にさせられました。
兄はあっさり抜かれて荒んだんだろうなぁと予想しつつ、兄関連の話は上手いこと描かないと盛り下がりそうだと感じてならない。
そしてキャメロン・ディアスさんの再登場が嬉しい。オマケまで出番があるとは!



伊藤さん可愛いなぁ。
めげずに気を配れる田中製紙さんが不思議と良い人に見えてきたところで、もう一人参戦とは。
ところで田中製紙さんの名前なんだっけ…



宮原先生が楽しそうに描いているのが容易に想像できるはっちゃけっぷり。
全員変で、女子みんな可愛いのに残念で、優しそうにみえる住子さんも曲者で住人みんな頭が上がらない感じになってるのも心地良い。
僕は麻弓さん派!



辻灯子作品は淡々とした印象ながらシビアさがあるイメージだったのですが、これはもう全編現実はツライですね!
追い打ちくるし、言われるうちが花ってのも本当だと思いました。
主人公と歳近いので読んでていたたまれない。
でもしょっちゅうある友人との飲みは羨ましいな。



性格や立ち位置だけでなく、ジェンダー面でもキャラが立っていて面白かった。
Aセクシャルという言葉は初めて知りましたし、最後のオマケ漫画に百合カプを持ってくるのも、さすがの森島先生だと思いました。
折嶋さんの変わりっぷりにはビックリです。