あいこら(2)
あいこら(2)/井上和郎
今サンデーマンガで一番勢いのある、いや全ラブコメマンガで一番熱い変態フェチマンガ、「あいこら」の2巻が発売されました。
パーツでしか女性を愛せないフェチな主人公・前田ハチベエが、自分好みのパーツをもつ女性を探すために上京。
ひょんなことから住むことになった女子寮にはハチベエ好みのパーツの持ち主が4人も!
自身のフェチ欲を満たすため、今日もハチベエはフェチを探求してゆく。
とまぁこんな感じの変態フェチギャグマンガですが、なんと小学生にも人気だとか。その小学生達は絶対ロクな大人になりません。
基本展開はよくある落ちモノ・ハーレムマンガなワケですが、そこは変態神・井上和郎先生!(誉め言葉ですよ?)
さすがの力量でテンポと勢いのあるギャグマンガになっております。素晴らしい。
前置きはこれくらいにして、2巻の見所を。
この2巻はなんといっても13話と15話でしょう。
13話は、ハチベエが「好みの声」の持ち主・鳳桐乃にエロ語を言わせようとする変態話。
「何気ない日常会話の中にも聞く角度や受け取り方を変えれば、ものスゴイ言葉が隠されているんだ!!」だそうです。
天下の少年サンデーでこんな内容を書くなんて、
さすが井上先生!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
井上先生カッコ良すぎです。
15話は、萌えに走ったパーツフェチ仲間・渋沢にパーツ魂を取り戻させるお話。
舞台はメイド喫茶。ツンデレメイドが登場しネットでも一時話題になったことは記憶に新しいです。
関係ないですが、昨今のオタク文化ブームによりメイド喫茶が各メディアで取り上げられ、一般人にも「メイド」という単語が浸透・一般化してしまいました。
というか、メイド喫茶単体でブームになってる感じです。
生粋のメイドさん好きとしてはやるせないですね…(メイド喫茶は別に好きじゃありません。)
「メイド」というものが風俗的な見方をされているのと、広く一般的なものとなってしまったのが…orz
謝れ、中世英国貴族に謝れ!
…とまぁ私のフェチ話でした。
なにはともあれ、井上先生にはPTAに負けず我が道を貫いていただきたいものです。
- 作者: 井上和郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/02/17
- メディア: コミック
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