魔法先生ネギま!(14) ★★★★★
仕事の休憩時間に買いに行ったのですが、限定版は大須で見かけることができませんでした。
元から通常版を買うつもりでしたが、
土曜からチェックしていて一冊も見つけられなかったのは残念。
見るだけは見たかったかな。
さて内容ですが、まずカバー裏に気になったことがあったので少し。
「この巻から限定版が同時に発売されます」とあります。
「この巻から」ということは、次巻以降も限定版の予定があると。
今巻の特典は個人的には購買意欲を刺激するものではなかったのですが、
次巻以降も付くのであればチェックしない手はないですね。
ネギまに関しては、詳しく取り扱っているサイトさんが多いので
ウチでは簡単に感想を。
今巻は亜子の恋話と、夕映がネギのことを好きだと判明する話がメイン。
いつにも増して色々な意味で密度の高い巻になっております。
武道会も面白かったですが、こういう人間関係が動いたりラブコメだったりというのも良い。
バトルの後だから緩急がついて余計に面白いのかもしれません。
亜子編では、背中のキズの伏線に赤松先生のクオリティの高さを見せ付けられ、
同時に亜子株も急上昇。
私もヤラれたクチです。
たった4話でもしっかりとしたラブコメで、
特に亜子が告白しようとして言った、この言葉がお気に入りです。
「好き」と言おうとして「するめいか」。
一週引っ張ってこの破壊力!
くどいようですがラブコメとして秀逸だったので、
コレは良いアクセントになっていたと思います。
次に亜子メインの話が来るのが楽しみで仕方ありません。
そして、のどか好きとして肝心の夕映メインの話。
夕映がネギを好きだとのどか達に知られ、
のどか・ネギ・夕映の三角関係の構図が成立。
この14巻個人的最大の見所は、
二人ともネギが好きで、それを踏まえた上でお互いが大切な親友であることを改めて実感する場面。
冷静に考えればご都合主義的で青臭いですが、
心理描写は巧みですし、展開はドキドキするもので
本誌連載では次回の展開が待ち遠しい3話でした。
のどか贔屓だから余計ですが。惚れ直した。
にしてもコミックスで読むと、数作品分の濃度のある漫画であることを再認識させられますね。
- 作者: 赤松健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/04/17
- メディア: コミック
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