涼宮ハルヒの憂鬱(1) ★★★★☆


涼宮ハルヒの憂鬱(1)/ツガノガク (原作;谷川流 キャラクター原案:いとうのいぢ)(Amazon)


実は私は、原作のライトノベルの方を一度も読んだことがありません。
アニメもまだ0話しか見てないのです。
つまり、ほぼ何の予備知識もなくコミックス版を読んだことになります。
前にもコミカライズされていたということは知っていましたが、それも読んでいません。


ラノベの方は、今やたら売れていて一巻が売切の店がほとんど。(アキバBlog)
私の良くいく書店でも売切です。
が、この際コミックスとアニメだけで追っかけていくつもりです。


原作の帯や、この漫画版の帯にも「宇宙人」「未来人」「超能力者」とありますので、
何となくそういうのが出てくる程度の予想はしていたのですが、
コレはお約束すぎやしないか?
探し物は近くにあるのです。


とにかくハルヒが暴走するジェットコースター的コメディ。
傍若無人で周りを巻き込みまくるハルヒだが、
ある意味清々しく、そこが良いと言わざるを得ない。
むしろそこが魅力。原作のノリもうかがい知れるというもの。


こういうハイテンション、ハイテンポな漫画は読んでいて楽しい。
このノリを失わないよう頑張って欲しいところです。


読後に感じたことの一つとして、ハルヒの顔アップがやたらと多いような。
大ゴマはもちろん、小さいコマでもアップが多い。
多いと言っても表情が様々で、「また?」って感じはなく、
ハルヒの性格を考えれば必然の演出なのかなと。



うんうん、萌えは大事ですよ。
作品にもよるけども、こういったコメディ色の強い漫画では
結構重要なファクターであることが多い。
キャラが立っていてこそのギャグ・コメディだと思ったり。



こういう表情が似合うキャラっていうのは、
稀有で魅力的ですよねぇ。
実際にいてもあまり関わりたくなかったりするが。