ストロベリー・パニック!
ストロベリー・パニック!/たくみなむち(原作:公野櫻子)(Amazon)
百合好きの中で、一目惚ればかりであまり評価されていなかったのと
書店で見てあまりのページ数の少なさに買うのを躊躇っていたのですが、
百合分が不足しすぎていたので購入しました。
結論、買わないままだったら後悔していた。
百聞は一見にしかず、気になったら買えってことですね。
確かに百合漫画としてみるならば、
少女同士の恋愛という観点で見た心情変化の描写・段階が不足しているし、
前情報通り、一目惚れが多く情緒に欠ける部分は否めない。
しかしながら、少女同士のイチャイチャを見るのが好きならば
良い漫画である言えます。
ほぼ全キャラにソッチの気があり、ガチなキャラも多し。
ならば当然ベタな展開や、抱擁シーンがあるのはもちろん、
ひいては微エロどころか、成年漫画一歩手前な場面もあるってものです。
純粋百合漫画としてみないのであれば、全く問題なく楽しめるかと。
お約束のように主人公はドジっ娘&いじられ属性持ち。
お姉さまと寮で同室のキャラはS属性というベタな設定、だがそれがいい。
王道避けるべからず!です。
一目惚れシーンで衝撃だったのが、
「王子様…!?」
「キミは…天使…?」
ぎゃぁぁ!恥ずかしくて悶え死ぬ!
百合だからこそ許容される展開ですな。
堪らんですよ。
しかし一目惚れが多い&恋愛感情への発展が早い。
キャラが多くてこのページ数だから仕方がないのかもしれませんが、
もう少し情緒ある展開だったら個人的に神だったのに。
ベタで微笑ましいシーンから、
一歩踏み込んだシーンまで。
主人公モテモテです。
しかしこの銀髪お姉さまは良いなぁ。
ガチな上に手が早いときたもんだ。
手が早いのは性格なのか、それとも構成上の仕様なのか…考えないほうが楽しめますよね。
G'sマガジンは読んでいませんし、まだアニメも見ていません。
アニメは見たいと思いました。
まんまとメディアワークスの策略にはまった形になるわけです。
- 作者: 公野櫻子,たくみなむち
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/03/27
- メディア: コミック
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