Pumpkin Scissors(5)



Pumpkin Scissors(5)/岩永亮太郎(amazon)


時代考証無用」「軍事考証無用」「その他諸々の考証無用」で描かれるある部隊の物語。
神がかって見せ場のオンパレードな4巻に比べると多少大人しいが、超絶面白く燃える漫画。



今巻は前巻までの続きから始まっていて、内容はこのよう感じ。


貴族の舞踏会を公金を横領した侯爵に制裁を加えるため平民が襲撃。
階級差別に憤りを感じる彼らの制裁対象はその場にいる貴族全て。
犠牲を出さない為に、舞踏会に参加していた陸情3課”パンプキン・シザーズ”アリス少尉は侯爵に決闘を申し込む。
暴徒と化した平民は貴族であるアリスの行動に納得ができず、彼女に刃を向ける。



侯爵の護衛をしていたローデリアの近衛兵と少尉の決闘。



少尉はやはりかっこ良すぎ!惚れる。



罪を犯した平民を傷害、殺人未遂で逮捕せざるを得ない少尉。
少尉を上回る権限を持つ権利証を持った陸情3課は平民を「器物破損」で逮捕。



今巻ほとんど活躍のない伍長の唯一の見せ場(笑)



「誰に負けたっていうんだ」と言う少尉に対して。



個人的、少尉の今巻一番の表情。
色々な感情が滲み出ていて良いですな。



この二人を見ていると、このまま突っ走っていって欲しくなるですよ。
少尉の婚約者は悪役ですし。
信頼関係は凄いものの、いろいろ未熟な二人が堪らない。




用を足している時に出会うなんて、最悪の出会いだ(笑)


表紙の銀髪少女はローデリアの姫様でした。
マーチス准尉とのちょっといいお話。



一番優れた者が国を統治するため、兄弟間での争いは熾烈でシビアな考えの姫。




うぎゃー!そんな生活耐えられないよ!
泣いていい、泣いていいんだ!



そういう背景があるからか、笑顔がズシンと胸に響く。



まだまだ良いシーンがあるのですがキリがないので、続きは買って読もう!(えー
非常にオススメできる作品です。
アニメ化も決定してますし、今後も期待。



Pumpkin Scissors(5) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

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