ひぐらしのなく頃に 出題編2巻

ひぐらし出題編の2巻が同時発売です。
とにかくどれもこれも分厚い!
書店で見て少しビックリしました。


原作をプレイしているので展開は知っていますし、解答編もプレイしているのである程度恐怖も軽減されているはずですが、三冊まとめて読むとさすがに鬱になりますね。
ヴィジュアル化されている恐怖がもう、ね。
知っていても目で見るとやはり違う。
キャラクターの異常な表情に怖さを感じさせる部分が多いですけどね。
展開の演出で上手く怖さを描いている部分もちゃんとあるので一安心でした。


解答編プレイしてしまってますしネタバレになるので内容にはあまり触れられませんので、一番怖いと感じた部分をメインに簡単にレビュー。


鬼隠し編(2) ★★★☆☆+


ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(2)/鈴羅木かりん 原作:竜騎士07(amazon)


元々、私が出題編の中では「鬼隠し編」は特に好きというわけではないのでイマイチ評価が低いです(笑)
一番最初の話ですし、「嘘だッ!」などで非常に印象に残っていますが。


とにかくレナのイってしまっている表情が多く、それに恐怖を感じないのであれば漫画版ならではの怖さというのはないかもしれません。
鬼隠し編」はシンプルな内容といえばそうなので必然だとは思います。
レナが弁当を持ってきた時のドアを開けようとする手なんかは、表情とは別の視覚ならではの怖さは感じました。



一番怖かったのはコレ。
一枚絵として怖いというか、イっちゃってるというか、もうコレは生理的に怖いわ。


三冊ともカバー裏にオマケ漫画があるのですが、一番癒されたネタだったのはこの「鬼隠し編」でした。


綿流し編(2) ★★★★★


ひぐらしのなく頃に 綿流し編(2)/方條ゆとり 原作:竜騎士07(amazon)


目明し編」も含めて「綿流し編」は好きです。
詩音が好きなキャラというのもありますが、ひぐらしの中ではドラマッティクな内容だと思いますので。


怖さを感じる場面として忘れられない「くけけけ」→「目」の場面ですが、知っていてもしっかりビビリました。
実際、ドキドキして読んでましたし。
原作であの場面をプレイした直後は夢見が悪かったものです。



綿流し編」を読んで怖かったのはここからの一連の場面。
是非、読んで見てください。
演出として、結構上手いなぁと思わされました。
ラストは「まさに外道」をふと思い出してしまったのですが(笑)



三冊読んでいて、唯一癒されたのがここ。
梨花ちゃまは普通に可愛らしいなぁ。
娘に欲しいかも。隠している部分も含めて。


祟殺し編(2) ★★★★☆


ひぐらしのなく頃に 祟殺し編(2)/鈴木次郎 原作:竜騎士07(amazon)


原作でもですが、読んでいて一番辛かったのはこの「祟殺し編」。
こういう生々しくて痛ましい話は苦手なんですよ。
しかし、出題編の中で圭一に一番感情移入できたのもこの話。


視覚的な怖さという点では話の展開と関係なく、鷹野。



もうね、魑魅魍魎の領域にまで踏み入っているんじゃないかと思いましたよ。
どこかでコレに似た漫画見たことあるような。確か妖怪が出てくる漫画だったと思う。


関係ないが、間宮リナの勤めていた店「ブルーマーメイド」が「ブルマーメイド」に見えたのは私だけではないはず。





ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 2 (ガンガンコミックス)

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 2 (ガンガンコミックス)