チャンピオン連載のギャンブル漫画、ついに1巻発売! - GAMBLE FISH(1)



GAMBLE FISH(1)/山根和俊 原作:青山広美(Amazon)


「GAMBLE FISH」1巻発売、待っていました。
個人的に、現在のチャンピオン連載作品で一番楽しみな漫画です。
正直、初めは絵柄で注目していたのですが、内容が面白くて数週後には惹き込まれていましたよ。



バカと貧乏人は立ち入り禁止とウワサされる全寮制の獅子堂学園。
エリートでプライドの高い生徒が集まる学園に、主人公の白鷺杜夢が転校してきます。
彼は生粋のギャンブラーであり、生徒相手に倍々ゲームのギャンブル勝負で「一か月でこの百円を百億に変える」と宣言。
そうしてギャンブル勝負が繰り広げられる、という漫画。



園長のひ孫の獅子堂美華にちょっかいをかけ、1戦目の相手を誘い出す展開は新鮮でした。
いきなりラスボスクラスのキャラをコケにしますか。



「誰とでもどんな勝負でも受ける」というギャンブル勝負なので、2戦目以降は相手の提示した種目で勝負する形、しかも相手はその道のプロだったりするので、多種多様かつ緊張感のあるバトルが楽しめます。


1・2戦目の風紀委員と寮長の二人の男子は完全にかませ犬で、3戦目以降では対戦相手のバックグラウンドなどが描かれ、本当の勝負は3戦目以降ですね。
1巻では3戦目の一部まで収録、連載ではもうすぐ4戦目の勝負が始まろうというところです。



2巻収録となると思いますが、3戦目の”あるもの”を賭け、実際にそれを代償として払った回は、思わず「マジで!?」と叫んでしまいました。
立読みだったのに。
しかも、それが予め作戦に組み込まれていたという展開がもう。
さすがチャンピオン、ジャンプとかではできなさそうなことを平然とやってのける。


表舞台に立つプロフェッショナルvsギャンブラー、相手の得意種目というギャンブル。
イカサマ有りでありながらも、当然ながら一筋縄ではいかず、今後もとんでもない策や展開が飛び出すことでしょう。



裏表紙に「美少女たちとの百億円を賭けたギャンブル」とあり、今後の対戦相手はほとんど女の子なのだろうか。
ギャンブル前のサービスシーンもお約束になるのかな?
月夜野の素っ裸のマジックは良いお尻でしたし、今週のチャンピオンのシャワーシーンは良い百合でした。



しかしまぁ、オビの裏側の

60万円を賭けたブラック・ジャック勝負。
生粋のギャンプラー・杜夢を待ち受けるは全裸マジシャン!!

というアオリと、その隣の絵があざとすぎる。
作中では見切れているのに、しっかりお尻まで載っているのはポイントが高いですね。
当然ながら、勝負本番では全裸ではありません。



それはそうと、バトル漫画の悪役と言われても違和感がない、寮の舎監の阿鼻谷先生。
見慣れると何故か萌えるキャラで、恐らくかなりのツンデレであろう彼ですが、オビや初出のページでの扱いを見ると、やっぱりこの漫画一の萌えキャラな気がしてならないですよ。



GAMBLE FISH 1 (少年チャンピオン・コミックス)

GAMBLE FISH 1 (少年チャンピオン・コミックス)