史上最大の作戦、始動! - ククルカン 史上最大の作戦(6)



ククルカン 史上最大の作戦(6)/高田慎一郎(Amazon)


表紙のキャラ、「誰だこれ?どこかで見たような見てないような…」と思ったんだけど、そうきたかwww


「ククルカン」の6巻です。
5巻で、視認できるものの触れない船状の存在「ケツァルコアトル」の登場と、つばさが女であることの発覚の2つの重要な出来事がありました。



ケツァルコアトルの調査は、触れることができないため視認のみで依然として進みません。
苛立つ少佐の前に、ケツァルコアトルの意思を具現化した存在・グクマッツが現れます。
物語の根幹設定に関わるであろう彼の登場で、シリアスさが増してきましたよ。


とはいえグクマッツも協力するのに要求した見返りが、紛れもなくこの漫画のキャラ。
「彼女が欲しい」って(笑)私も欲しい。
ケツァルコアトルアステカ神話の翼蛇神なので、グクマッツもそれをイメージさせる服装でしかも上半身裸ときてるので、女性に奇異の目で見られます。



話はそれますが、グクマッツも蛇神。
どこの神か忘れたので調べてみたら、マヤ神話でした。
面白いのが、

ケツァルコアトルアステカ神話)≒グクマッツ(マヤ神話

だけでなく、

グクマッツ=ククルカン

だということ。
この辺り、漫画の設定としてまだ何かありそうな気がします。


■参考(Wikipedia
ケツァルコアトル
マヤ神話
ククルカン



グクマッツの女問題の最中、知能が高く動きも良い将校階級の骸骨兵が現れ、状況は緊迫しシリアスさがアップ。
何だかんだでグクマッツの協力を得、史上最大の作戦「スフィア作戦」が始動!
戦いは激化、本格化。



スフィア作戦の前の際に、リプトンは昇格。初めての部下が付きます。
その部下の言葉から、中央での認識は「茅野つばさはリプトンの女」。
つばさが女だとバレて女子寮に移った際にも、パティシアに「リプトンとあんな関係」といびられたので、周りの認識はリプトンとつばさが付き合ってると思ってるようで。
実際、つばさは人前で口しないものの両思いなので、外堀を埋められる形で進展していくのかな?
はぐれたリプトンを探しに行く展開が、次の流れとして普通ですかね。
この漫画はラブコメと覗きが面白いので、シリアス展開になってもそれを期待しています。



6巻を読んで、死亡フラグは友情で回避できると思いました。



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